キーワードは「前進」―カスタマーサクセス 石躍の挑戦

石躍 雄姿(Ishiodori Yushi)
インタビューを受けた人
石躍 雄姿(Ishiodori Yushi)

所属:営業本部
職種:カスタマーサクセス(オンラインイベント運用)
入社:2021年キャリア入社

佐々木 つぐみ(Sasaki Tsugumi)
インタビュアー
佐々木 つぐみ(Sasaki Tsugumi)

ピープル・サクセス室
2018年新卒入社

ブイキューブが提供する配信システムを利用したオンラインイベントの運用責任者として、お客様に伴走しながら、配信当日までの進行管理や各種準備を行う「カスタマーサクセス」。今回は異業種からブイキューブに転職し、同ポジションにて活躍する社員のインタビューをお届けします!

ブイキューブに入社されて約2年が経ちますが、改めて入社の経緯について教えてください。

石躍

前職はブライダル業界で働いていて、ウエディングプランナーや営業、集客など様々な業務を経験しました。転職を検討していた時期が丁度コロナ禍の真っ只中で、IT業界自体の将来性が感じられたことと、「お客様を担当し、イベント当日に向けて様々な部門を巻き込みながら進めていく」という業務内容の親和性が高いなと感じたことが入社の決め手になりました。

前職との違いとしては、社内における動きや流れの早さを感じますね。例えば、新たなシステムを導入するとなった際に、前職の場合はあれこれと手順が多くて、簡単には実施が出来ないということもあったので。流動的に動いていくことが「良い変化」として感じられて、刺激的だなと思いますね。

オンラインイベント運用をどのような仕事として捉えていますか?

石躍

以前上司とも話す中で出てきた「カスタマーサクセス」という表現が自分に響きました。

基本的には、オンラインイベント配信当日に向けて案件を上手く回してマネジメントを行い、配信を成功させ、また次の案件の受注、そして、売上にも繋がっていくというのが一連の流れとなります。しかし、最近では、顧客ニーズの変化と共に、配信部分だけでないプラスアルファの創意工夫を行い、サービスを提供していくということが求められているのではないか、と感じています。

これらを実現するために、イベント配信終了後に次に向けてのヒアリングを実施したり、関係性構築をしていったりと、営業担当ともどうするかを相談しながら今後の案件に結び付けられたら良いなと思っています。そのために必要なこととして、ディレクターであっても自分の担当するお客様について「どれくらいの規模での売上が立っているか」という部分は見るようにしていますね。

オンラインイベントのカスタマーサクセスとして、どのような部分にやりがいを感じますか?

石躍

お客様と接しながら一緒にイベントを創り上げていく、というのは、なんだかんだ好きなのかなと思います。前職の影響もあり、お客様との関係性がウェットであることに慣れているので、お客様の満足が分かりやすいのが良いですね。あとは、その結果として売上にも繋がると「良かったな」と思います。勿論、現場の配信スタッフや関係部署などの社内メンバーでひとつのイベントを創り上げたということにも満足感を得て、やりがいになっているように思います。

また、コロナ禍を経て、お客様自身でイベント配信を実施することも増えた影響で、ブイキューブには難易度が高い内容での配信依頼が増えています。このような案件の対応も、難しいですが、やりがいに感じますね。お客様からの要望を社内で検討する際には、営業担当や配信スタッフ、システムを開発するエンジニアなども入ってきて折衝を行わなければなりません。リスクや対応工数などを踏まえるとお客様の要望をそのまま受け入れることが難しいこともあるので、この辺りの折衝や判断は自分自身の課題でもあります。

2022年9月からはチームリーダーにも挑戦されています。実際にやってみていかがでしょうか?

石躍

まずは、チームリーダーをやらせてもらえて良かったです。せっかくブイキューブに入ったからには「自分からいかないと駄目だぞ」というマインドを持って、「上がりたいです」と上司にずっと言い続けていました。

実際に役職に就くことで、物事を見る目線を強制的に変えなければなりませんでした。「人に動いてもらう」ということになるのですが、「自分が動く」ではないことで、ちょっと悩ましいなと思う部分もありますね。とはいえ、ある程度自分に裁量があって、自分で決定出来るようになったことは良かったです。

自分自身がブイキューブに感じている課題として、テレワークが多いことも影響し、お互いの関係性がいま一歩踏み込めていないように感じることがあります。上司から部下へのフィードバックも、良く言えば優しいのですが、悪く言うと当たり障りがないと感じることも。接触機会を増やすことが重要なのではないかと思っているので、朝会を実施するなど、チームリーダーとしても模索しようと考えています。

石躍さんが働く上で大事にしていることは何でしょうか?

石躍

自分が大事にしている価値観として「前進したい」という想いがあり、それが仕事を通じて出来たら良いなと思っています。

実は、昔は何かがあった時に人や環境のせいにするなど、他責にしていたタイプでした。ところが、30代になって転職をきっかけにインプットをしたことと、身近な方の死をきっかけに死ぬ時から逆算して考えるようになったことで、「自分の場合、仕事をちゃんとやっていないと死ぬ時に後悔するんだろうな」と考えるようになりました。人生が一回だとすると、やってみて駄目ならそれは良いのですが、死ぬ時にやらなくて文句を言っているのも嫌だなと。

そうならないために「前進したい」、つまり、「仕事だったら上のポジションに上がっていきたい」と思うようになりました。周りの友人からも考え方が変わりすぎだろと言われます(笑)

最後に、これから挑戦したいことを教えてください。

石躍

まずは所属組織内でキャリアアップして、グループマネージャーを目指し、そして、副本部長、本部長になっていきたいです。そこから逆算して、直近1年くらいはグループマネージャーに向けてチームリーダーとして動き、成果を出していきたいと考えています。

自分自身、物事をひとつ突き詰めていくのは飽きてしまうタイプなんです。ですが、マネジメントは深いですし、場所とメンバーによってマネジメントが変わると思うので、磨いていきたいなと思っています。

そして、最終的に目指すところとしては「役員」というのがあります。役員という肩書きって誰にとっても分かりやすいですよね。目標として掲げていきたいなと思います。

※所属や役職については、記事執筆当時のものとなりますので、ご了承ください。

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