誰もが境遇に左右されず、機会を平等に得られる世界をつくりたい。
人と人が会うコミュニケーションの時間と距離を縮めることで、
より豊かな社会を実現できると考えています。
大都市一極集中、少子高齢化社会、長時間労働、教育/医療格差など、
課題先進国の日本をはじめとした、世界が抱える課題を
ビジュアルコミュニケーションを通じて解決し、
社会を担うすべての人が機会を平等に得られる社会の実現を目指します。
ブイキューブは「Evenな社会の実現」というミッションを掲げ、「いつでも」「どこでも」コミュニケーションが取れる環境を整備することで、すべての人が平等に機会を得られる社会の実現を目指しています。
2023年10月で創業から25年。その道のりは決して平たんではありませんでしたが、紆余曲折を経たからこそ、私たちの強みや大切にしている想いが明らかになり、事業の継続・発展、そしてすべてのステークホルダーの「ピープル・サクセス」を目指すという考えに至りました。
これから先、100年を超えても輝き続けることを目指し、さらなる成長を続けるブイキューブへのご参画をお待ちしています。
誰もが境遇に左右されず、機会を平等に得られる世界をつくりたい。
人と人が会うコミュニケーションの時間と距離を縮めることで、
より豊かな社会を実現できると考えています。
大都市一極集中、少子高齢化社会、長時間労働、教育/医療格差など、
課題先進国の日本をはじめとした、世界が抱える課題を
ビジュアルコミュニケーションを通じて解決し、
社会を担うすべての人が機会を平等に得られる社会の実現を目指します。
ブイキューブは「チャレンジ」を称賛し、「人」を大切にしています。これは創業時から今も変わらないことです。
2023年10月で創業から25周年を迎えるブイキューブ。これまでの軌跡とともに、未来へと続くブイキューブのあゆみをご紹介します。
Webサイトが一般的なビジネスにも広がりを見せたのは、1990年代後半になってからのことだった。当時のWebサイトの制作技術は、それまで情報通信に携わってきた「企業」であっても、社会を知らない「学生」であっても、同じスタートラインに立つ時代だった。当時慶應義塾大学の学生であった間下直晃(現ブイキューブ会長、以下、間下)は、このチャンスを捉え、Webの未来に可能性を感じ、1998年10月、ブイキューブ(当時のブイキューブインターネット)を起業し、仲間とともにWebサイトの制作に乗り出した。企業ではできないスピードを、そして圧倒的な安さを武器に、次々と案件が舞い込むこととなった。間下と仲間たちはたとえ「学生」という枠組みの中でも自分たち次第で社会を、そして世界を変えていけるという手ごたえを感じ、社会に貢献することこそがブイキューブの使命であると考えるようになった。
また、日進月歩の技術革新の中で、情報通信技術のアップデートは日常であり、メンバーは貪欲に知識を吸収し、お客様の様々な課題に対し解決することにやりがいを感じた。そうした課題への「挑戦」があたりまえであり、現在まで受け継ぐ会社の遺伝子となった。そうした挑戦の積み重ねでありがたく国内での実績を積むことができ、とうとう2003年に、当時さらなる市場可能性が広がっていたアメリカへの挑戦を決断した。
間下が渡米し、現地に子会社を設立した。しかし現地との移動コストやコミュニケーションの課題に直面し、頭を悩ませることとなった。当時、テレビ会議システムなどのコミュニケーションツールはとても高価で誰でも気軽に利用できるものではなかったため、自分たちの技術でWeb会議システムを開発することにした。ここから現在に至るブイキューブの「ビジュアルコミュニケーション」サービスが歩みをはじめることとなった。
自分たちで作ったツールを自分たちで徹底的に利用し、試行錯誤して改善するうちに、このツールを社会に普及させ、社会のインフラとして多くの人たちがその恩恵を享受できるようにしていくことが我々の使命であると感じ、ブイキューブはビジュアルコミュニケーションサービス事業を主軸に据えた。さらに、多くの人が広く利用できるよう月額課金(サブスクリプション)型のサービスを先駆けて提供し、画期的なビジネスモデルで注目を集めることとなった。そしてより広い社会のインフラとなるべく、マレーシアを皮切りに、シンガポール、インドネシア、中国と、アジアへのグローバル展開を進め、大きく拡大の道をたどった。
サブスクリプションモデルは多くのお客様に支持いただいたものの、先行投資を必要とするモデルであり、さらにサービスを社会インフラとするためにはより大規模な資金調達が必要となるため、上場に向けた準備は早くから行われていた。しかし、2008年にはリーマンショックの影響を受け、一度延期されることとなった。しかしあきらめずに実績を重ね、お客様のご支持のもと、2013年12月に東証マザーズ(現:東証グロース)に新規上場、さらに2015年7月には東証一部(現:東証プライム)に市場変更することができた。苦い経験からの実現に、社員一同大きな達成感に包まれることとなった。上場後は市場からの調達資金を積極的に活用しながら、2014年にはWebセミナー専用スタジオを東京・恵比寿に開設、積極的な買収など、さらなる社会的使命に向け、国内及びグローバル展開をさらに加速させていった。ところが2016年後半にかけて成長は鈍化し、急拡大・急成長のための痛みを感じることとなった。ブイキューブとは何者なのか? 強みは何なのか? その強みを活かしてどう社会に貢献できるのか? 我々が大切にしたいものは何なのか? を自ら内省し、グループ全体の改革を断行した。
また、同時に次の飛躍へ向けて、より魅力ある強い組織づくりに着手した。2017年、先駆的な働き方を目指した「Orange ワークスタイル」を発表、創業20周年を迎えた2018年には、新たなミッション・バリューを全社を巻き込んで創り上げ、これから向かうべき未来の方向性を共有した。
2020年から発生したCOVID-19によるパンデミックは、世界中に影を落とした年として世界中の人々の記憶に刻まれたかもしれない。しかし、社会のありようが変わり、それまでの常識が大きく変わった年として捉え直すこともできる。そしてこの年ほど、これまで培ってきたブイキューブのサービスや企業文化が間違っていなかったと実感できた時はない。世界中の人々がビジュアルコミュニケーションツールを利用し、困難下の社会活動を継続し、コミュニティーなどのつながりの大切さを再確認することとなった。
2018年から取り組んできた、テレワークのための個室型「テレキューブ」は、累積設置台数16,770台(2023年2月現在)を数え、2021年には、オンラインセミナー・イベント配信専用スタジオを東京・白金高輪に、2022年には大阪・梅田に開設し、年間7,800回もの配信をサポートし、セミナー・イベントのオンライン配信実績でシェアNo.1※をいただくまでに至った。ブイキューブはさらに社会を支えるべく、お客様の課題解決のため、ひとつひとつの案件に真剣に向き合う日々が続いている。そしてさらに、コミュニケーションDX(デジタル・トランスフォーメーション)を掲げ、ミッションである「Evenな社会の実現」を目指し、挑戦を続けている。
※調査機関:日本マーケティングリサーチ機構
調査概要:2022年10月期_指定領域における市場調査 配信システム+配信(運用)サポートをセットで「法人企業」に対して提供/実施した配信(単発配信含む)
2021年11月、社内で「ブイキューブ100年構想」が発表された。間下をはじめとする創業メンバーとその世代が交代してもブイキューブという会社に輝き続けてほしい、という創業メンバーからの意思表示である。そしてそのための権限委譲、次世代育成をより強く進めていくことが語られている。しかし創業世代メンバーも引き続き変わらず自らを磨き成長し続けること、そして次世代メンバーはブイキューブが大切にしていることをしっかりと継承し、さらに自身の夢や希望を輝かせようと成長していくことでブイキューブが100年を超えても輝き続ける会社となることを共に目指していく。これまでもこれからも中心にいるのはいつも「人」であり、挑戦する力である。
この度は、ブイキューブにご関心をお寄せいただき、ありがとうございます。
私たちは、当社サービスを利用されるお客様、入社を検討される求職者様、株主・投資家様、ブイキューブメンバーといった、すべてのステークホルダーのみなさまの「ピープル・サクセス」を目指し、社会のウェルビーイングに貢献して参ります。