【アキラジ!特別編】営業本部長 吉山 啓輔インタビュー

吉山 啓輔(Yoshiyama Keisuke)
インタビューを受けた人
吉山 啓輔(Yoshiyama Keisuke)

営業本部 本部長
2013年新卒入社

渡邉 暁雄(Watanabe Akio)
インタビュアー
渡邉 暁雄(Watanabe Akio)

技術本部 副本部長 兼 VPoE
2022年キャリア入社*実は出戻り

迫 紗央里(Sako Saori)
記事作成者
迫 紗央里(Sako Saori)

ピープル・サクセス室
2012年キャリア入社

ブイキューブには、技術本部 副本部長 兼 VPoEの渡邉 暁雄さんがパーソナリティを務める
「アキラジ!」という、社内Podcast(ラジオ型コンテンツ)があります。

なたのャリアの追い風になるラジオ~ 略して「アキラジ!」です!
(私はつい最近まで、アキオさんのラジオだから”アキラジ”だと思っていました!)

なんと、2021年6月の初回放送から、2023年3月末現在【62回】放送されているんです。

今回の記事では、2023年1月1日付で営業本部長に就任した 吉山 啓輔さん ゲスト回をご紹介します。

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(暁雄)吉山さん、今日はありがとうございます!
リスナーのみなさんに吉山さんをお呼びした意図を説明すると…
2023年1月1日付で過去最年少で営業本部長になられたということで、
これまで接点があまりないという方にも、吉山さんの考えや人となりを知ってほしい!と思っている次第です。

では…本部長!失礼なこともお伺いするかもしれませんが、本日はどうぞよろしくお願いします。

吉山

いつも、もっとフランクじゃないですか!(笑)
普段どおりでお願いします。

あ、そうですか?!じゃあ遠慮なく(笑)。
それでは、「アキラジ!」をお聴きの皆さんに、まずは自己紹介をお願いします!

吉山

改めまして、吉山 啓輔です。
ブイキューブには2013年に新卒入社して、以来ずっと営業本部で活動しています。
入社時は東京配属だったんですが、3年目に福岡営業所へ異動して、九州のほぼ全域を担当していました。
その後2015年に大阪営業所へ異動して、西日本全域をカバーするミッションを担い、その頃からマネージャーを務めています。
2021年に東京へ戻って副本部長、2023年1月1日本部長に就任したという経歴です。

あと、出身は沖縄で、大学進学を機に上京しました。
大学では宇宙物理を専攻していて、星を眺めて過ごしていました。
大学で学んだこととは全く違う分野に来て、気付けば早10年という感じですね。

改めて経歴を伺うと、恐らく期待されてってことなんでしょうけど、試練試練の連続ですね…。
だって、20代のときには福岡行って九州を任され、大阪では西日本を任され、
それで今は、ブイキューブ全体、全国を任されているってことですよね?!

本部長に就任して約1か月、相当のプレッシャーがある中だと思いますが…
実際、今の気持ちはどうですか?

吉山

うーん、そうですね。この1か月で水谷さん(元営業本部長、現取締役副社長 国内COO)と同じ視点視座で…なんてそんなことは全くなくて。

副本部長時代に僕が管掌していなかった領域を、一つ一つ探って、キャッチアップして、背景を理解して…
「じゃあ、どうやっていこうか?」とグランドデザインを描きながら、同時に足元の数字を追いかけて‥というのをやっているところですね。

まさに無我夢中?…五里霧中?
五里霧中で無我夢中って感じです。

「五里霧中で無我夢中」が気に入っちゃった吉山さん

五里霧中…!じゃあ、霧の中に刺す一点の光を目指している、ということでしょうか?

それにしても、この人数・売り上げ規模の会社の営業本部長を、吉山さんの年齢で任されるってなかなかないと思うんですが。
プレッシャーはあったりしますか?

吉山

プレッシャーがないといえば嘘になるし、それなりの大きいものを背負っている自覚はあります。

ただ、周りとか年齢で比べても仕方がないとも思いますし…
無責任なことを言うつもりはないんですが、「ひとつの良い経験をさせてもらっている」という感覚ですね。

今は、「吉山が、営業戦略を描いていいよ」って言ってもらえている状況なので、
「こういう風にグロースしていくべきだ」っていうのを僕自身がしっかり考えて、描いて、実行していく。
それを”経験”したいと思っています。

それを「良い経験」と言える人って、世の中にそんなに多くない印象なんですが…。
「良い経験」って言葉は、どうして出てくると思いますか?

吉山

なんででしょうね…。でも「本部長になったから」とかでもなんでもなくて。

例えば、東京から福岡へ異動したときも、地方エリアならではのビジネスの経験ができましたし、
関西に行ったときも、東京とは全く違う商習慣だったり、福岡・九州にのときとは違うマーケットサイズだったり、東京に戻ってきたときも新しい役割を任されたり。

なので、今回が”初めての新しい経験”というよりは、これまでもそうだったように、
延長戦上で、また”新しい経験”をしている。だから「良い経験」って捉えられている感じなんです。

なるほど。すごいですね。
きっと地方に行ったときの苦労話を聞いたら、一晩中語れるぐらいかと思うんですけど(笑)それは別の機会に。
その経験を土台にして、次のステップに繋げている感じがしますね。

吉山

そうですね。
と言いつつ、実は自分から手を挙げて「やりたい!やりたい!」って言っていたわけではなく、
当時は与えてもらったものの中から「あれ、これって面白いな」ってのを見つけて、深掘りしていたような気がします。

― あー…すごく良い考え方ですよね。

「やりたいことを実現できる」って、すごい良いことだと思うんですけど、実際は社会人をやっていると、どう考えたって”与えられる”方が多いじゃないですか。
会社組織の一員として、”誰かが目指しているものに相乗るスタイルで目指していく”ってことが多いわけで。
その中でも、自分のやりたいことを実現するのと同時に、他の人がやりたいことを実現していかないといけないっていうのを「楽しめている」し、「良い経験」って言えるって、素敵ですね。

そう言われてみれば、普段の吉山さんの言動からも、”良い経験って言えるようにしている”、”ポジティブに楽しもうとしている”ってのを感じますね。

「アキラジ!」パーソナリティの暁雄さん
吉山

本当ですか?ありがとうございます。

そう…「与えられている」って言うと受け身な印象かもしれないですけど、
多分、与える側の方は、「吉山だからここまで任せよう」としてくれていると思うので、その人の期待に応えたいっていうのが、前提としてあると思います。

あと、”やっているそのとき”は気付けないですよね…!
それこそ無我夢中なので、なんだこれは?!と(笑)。

一寸先すら読めない状態で、どうしたらいいんだ?!とにかくやってやるぞ!と、ただただ苦しいときも正直ありました。
そうやって、20代前半から中盤…福岡・大阪でがむしゃらに動いて。その経験は、間違いなく今の糧になっているもんだな…と。
本当に、今になって、振り返って、わかるもんだなって思います。

それはありますよね…!

ちなみに、普段から水谷さんと仲の良い掛け合いをするじゃないですか。
「水谷さんとの関係性があったらこそ無我夢中でやれた」とかは、ありますか?

吉山  うーん、実はそれも最初はわからなかったんですよ。

福岡へ行ったのが2015年だったので、そこから2-3年くらいですかね。
水谷さんが見ている視野・視点と、僕の狭い低い視野・視点は全く嚙み合っていなかったんですね。
だから、水谷さんから何を聞かれているのか、何を求められているのか全然分からなくて、それはそれは、もがいていた時期があったんです。

そんなとき、営業副本部長の小田さんが東京から大阪まで来てくれて、
「そんなちっぽけなことでくよくよするな」「お前はもっと上に行く存在だろう」というような声をかけてくださって。
その言葉をきっかけに、人からの見られ方とか、そんな小さなことでくよくよしている場合じゃないな‥と。
そこから視野を上げる努力をして、水谷さんとも会話ができるようになった感じですかね。
なので、最初から関係性が築けていたとかではなかったんです。

じゃあ、場所や機会を用意してくれたのは水谷さんで、無我夢中のきっかけになったのは小田さんってことですかね?

吉山

もがいていた部分を紐解いてくれて、ひと押ししてくれたのは小田さんですね。

先輩社員の言葉って、場合によっては、「分かってないくせに!」とか、イラっとしちゃう場合もあると思うんですが、
小田さんの言葉がすっと入ってきたのは、どんな心持ちで聞けたからだと思いますか?

吉山

うーん…。前提として小田さん大好きだった、今も大好きですし、好きな人の話はすんなり入ってくるじゃないですか。
何を言われたかというよりは、全体感として入ってくるものがありますよね。

小田さんには、新卒入社時代から育ててもらって、そのときからの信頼関係があったことに加えて、わざわざ東京から大阪に出張で来てくれた。
くすぶっている吉山の様子を見に来てくれたっていう、その申し訳なさと、ありがたさと。それも相まって、すっと腹落ちしたのかな…?と思います。

まず、小田さんは男前ですねー

吉山

いや、男前ですねー

吉山さんのおっしゃる通り、その人への好意とか信頼関係のあるなしで、言葉の受け取り方って変わりますよね。
小田さんも、決して吉山さんを甘やかしていたわけじゃないと思うので、”自分をちゃんと見てくれている”という実感があって、それが信頼関係につながったんでしょうね。

【 左: 水谷さん(取締役副社長 国内COO) / 右: 小田さん(営業本部 副本部長)  】
吉山さんのキャリアの中での重要人物である2人。

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営業本部長 吉山さんインタビュー(前編)、いかがでしたでしょうか?
吉山さんの人柄や、仕事への向き合い方を垣間見た気がしますね。

後編では、吉山さんがプレイヤーからマネージャーになった際の変化と、本部長となった今、なにを考えているのか?をご紹介します。お楽しみに!!

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