【初めてこのサイトを訪れた方必読】ピープル・サクセス サイトって何?発起人に聞くサイトに込められた想い

高田 雅也(Takada Masaya)
インタビューを受けた人
高田 雅也(Takada Masaya)

代表取締役社長 国内CEO
創業期メンバー
PSサイトプロジェクト発起人

今村 亮(Imamura Akira)
インタビューを受けた人
今村 亮(Imamura Akira)

ピープル・サクセス室 室長
2016年キャリア入社
PSサイトプロジェクト発起人

迫 紗央里(Sako Saori)
インタビュアー
迫 紗央里(Sako Saori)

ピープル・サクセス室
2012年キャリア入社
PSサイトプロジェクトリーダー

佐々木 つぐみ(Sasaki Tsugumi)
記事作成者
佐々木 つぐみ(Sasaki Tsugumi)

ピープル・サクセス室
2018年新卒入社
PSサイトプロジェクトメンバー

今回は、ピープル・サクセスサイト(以下、PSサイト)の発起人である代表取締役社長 国内CEOの高田とピープル・サクセス室 室長の今村に、サイト設立の背景や込められた想いなどを聞いてきました!

いよいよPSサイト公開ですね!今の率直な気持ちを聞かせてください。

高田

いよいよですね!形になっていないものをどうやって形にしようかとずっと考えてきて、ようやくそれを一つ形に出来たのがPSサイトです。こうやって形にして、我々が活動してきた歴史を残していくことによって、様々な人に知ってもらったり見てもらったりして、「我々は何者なのか」ということを表現していきたいと思っています。

今村

自分たちが正しいと思ってやってきたことが、外に向けて発信した時に価値が生み出せるかどうか。不安もありますが、やること自体に価値があると考えています。

沢山の方に届くと嬉しいですね。それではまず、PSサイトを作ろうと考えた背景について教えてください。

高田

我々が世の中に対して「サービス」や「事業」という形で表現しているものは沢山あるのですが、「我々は何者なのか」といったことをしっかりと表現することには、これまであまり取り組めていなかったように思います。そのような中で、当社の強みというのは当社にいる「人」たち、そして、「文化」であると考えており、我々がこれまで培ってきたものを「PSサイト」という形にしてみようと考えました。

正直なところ、サイトについて考え始めた当初は「我々の自己満足で良いからやってみようかな」とも思っていて。ピープル・サクセスの構想から3年が経つ中、我々が取り組んできたことの軌跡を形にすることで、改めて引いた目で見ると、「なんか私たちこんなことやってきたんだね、凄いね」ということに気付けるような、それが目で見えるような状況を作れたら良いなと思っていました。

様々な施策を展開する中で、社内でも少しずつ理解が得られてきましたし、社外の方と話すと、「凄いですね、ブイキューブさん!」という反応もありました。我々としては当たり前のように捉えて過ごしていたものが、想像以上の価値があるように思い始めたんです。

きっとこれからも様々なことに繋がっていくと思います。このサイトを通じて、我々の取り組みが社会における良い事例になっていき、ひいては社内のメンバーのエンゲージメントが上がるきっかけにもなってくれたら良いなと思っています。

「自己満足で良い」という考えは今も変わらないのでしょうか?

高田

自己満足を追求した方が良いと思っています。なぜならば、それが個性だから。それが「ブイキューブらしさ」だから。自己すら満足させられない内容を出しても、意味が無いと思います。

ブイキューブは謙虚な人が多いので、そうやって自分たちを認めてあげると良いかもしれないですね。今村さんはPSサイトをどのように捉えていますか?

今村

ブイキューブの人事施策を足跡として残していく「日記」のようなものであると考えています。そういったものが世の中にも求められていると思っているので、ブイキューブが苦労しながら人に向き合ってやっていく日常のようなものを見ていただいて、価値があるかどうかは見た人に判断していただきたいと思います。我々は信じてやっているので、日記のつもりで、皆で共有していきたいです。

これまではブイキューブが取り組んでいることに価値があるかどうか判断しようにも、入社してからでないと見えない部分でしたもんね。

高田

日本の教育の問題だと捉えているのですが、日本人の特性として、言われたことをやるという能力は長けている一方で、「自分がこうしたい、ああしたい」ということについては意外と考えていなくて、考えて良いとも思っていなくて、とにかく毎日降ってくる仕事をこなして、人生が終わっていく人が多いように思います。それでも生きていけると思いますし、それで良いという人生を過ごしたい人は良いのですが、社会の役に立っていきたい、活躍したい、貢献したいという人については、どうありたいかを考えるところから始めないといけないと思います。

その想いの集合体がPSサイトであると思っていて。「我々はこうなりたいから、こうやっているんだよ」ということを発信することで、それらに賛同する人がブイキューブに集まってきて、切磋琢磨しながら成長して、というサイクルがくるくる回っていくと良いのでは無いかと考えています。

そういうところをどんどん出していって、共感していただいた状態で入社いただける方が増えると良いですね。ちなみに、実現したい状態を100とすると、今のPSサイトは何点くらいでしょうか?

高田

まだ30点くらいでしょうか。但し、0を0.1にでも、0.01にでも出来たことに価値があると思っています。無いものを作ることは本当に大変なので、スタートに立てたことに価値を感じます。

気になる部分としては、記事の全体感を見ていると、まだ言葉足らずな部分があるように感じます。もっと表現についても話して、より社外の方に読んでもらいやすくするための視点で書いても良いのではないかと、ぼんやりと思っています。

今村

私も言語化の重要性が増してきていると思っています。以前のブイキューブでは、暗黙の了解が通用するようなハイコンテクストな文化がベースとなっていました。しかし、時代もビジネスも変化する中では、徐々に通用しなくなっていきます。2018年に実施したミッション・バリュー策定の取り組みも、そこに危機感を覚えてのことです。

この出来事を皮切りに、言語化への挑戦が続いてきていますし、苦労もしていますが、着実に歩みを進めてきているところです。このPSサイトがその挑戦の集大成になっていくと良いなと思っています。このサイトを通じて、言語化して表現することの文化が社外に伝われば良いですし、社内でもその重要性を認知し合い、高めていけたら良いなと考えています。

このように様々な考えや想いが詰め込まれているPSサイトですが、制作過程についてはいかがでしたか?

高田

楽しかったですよ!自分としては覚悟をもって形にしたかったもので、このプロジェクトを始めた時に「全責任を自分が取る。俺はやるんだ!」と望んだからこそ、自分が責任を果たすための役割として、制作過程にもがっつりと入り、サイトの全体感を掴もうとしていました。

実は、PSサイト公開前の時点で、社内でPSサイトに注目する声が聞こえてきていたんですよ。ある意味、我々プロジェクトメンバーが勝手に作り始めたこのサイトが、社内の皆にとっても心から紹介したくなるものになっていけば良いと思います。例えば、誰かがPSサイトに載った時に、自分の家族に「ここに載っているんだよ!」と自慢できるような状態を目指したいです。

今村

PSサイト制作を機に、我々がこれまで考えてきたことや取り組んできたことを、ここでもう一度形や文字にしようとした時の難しさは感じていました。結局、考えていることって、表現しないとその概念自体も磨かれていかないのだと思います。それって重要なことなのだなと改めて感じました。今回は一通り整理をしてみて、それが第一弾として出てくるので、一旦やれてよかったなと思っています。

勿論、これまでの施策の一つひとつにおける言語化はしてきています。しかし、今回の整理によって施策同士の繋がりが見えてくるなどして、改めて違う言語化が出来ました。その整理の際にも、これまで言語化してきたものが資産として利用できているなと感じました。

これをきっかけに、言語化についても社内で話が出来るようになると良いですね。また、「今後、PSサイトをこうしていきたい!」というイメージはありますか?

今村

こうして我々を見せて、紡いでいくことが、ひとつのブイキューブのストーリーになっていくと考えています。「紡ぐ」ということは、何本かの糸があるということ。つまり、正直でない判で押したようなものだけ並べていてはストーリーの重厚性が無くなってしまうと思っているので、なるべく「その時」のものを正直に表現していくということをやっていきたいです。結果として、それらがひとつのストーリーになっていくようなイメージです。

高田

改めて、PSサイトとは「我々は何者なのか」を表現したサイトです。是非ともそれらを第六感で感じて欲しいです。そのために、我々も丸裸で表現していきたいと考えています。同時に、嘘偽りなく、丸裸になっても大丈夫だと言える会社の文化を作らなければなりません。「我々はこんな会社だから、一緒に働きたい人や取引したい人、おいで!」と言える、それにふさわしい会社にならなければならないと考えています。

最後に、読者に向けてメッセージをお願いします!

今村

まずはどのページでも良いので、見たものを受け取っていただきたいです。受け取っていただく中で感じたことそのものを大事にしていただけると良いのではないかなと思います。そして、そこで何かを感じた時に、少しでも「人」について考えるきっかけになれば嬉しいです。

高田

ブイキューブで働くことを検討いただいている皆様に対しては、我々の考えや取り組みに「良いな!」と思っていただける方と共に働きたいですし、入社いただけた暁には、会社の内側からこのサイトの未来を一緒に作っていただきたいです。また、取引先や投資家の皆様、こんな我々ではありますが、これからも末永くよろしくお願いいたします。そして、ブイキューブメンバーに対しては、「俺たちこんなすごいことやってんだぜ、みんなにも自慢してやりな」という想いです(笑)勿論、皆が自慢できるようなものにしていかないといけないので、引き続き精進していきます!

お二人とも、ありがとうございました!これからも、このPSサイトをより良いものにしていきましょう!

PSサイトプロジェクトメンバー(この4名が中心となってサイトを制作しました!)

※所属や役職については、記事執筆当時のものとなりますので、ご了承ください。

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