【The GOLD施策紹介】ブイキューブの等級・評価・報酬制度

奈良 志穂 (Nara Shiho)
ピープル・サクセス室
奈良 志穂 (Nara Shiho)

2016年キャリア入社
採用・人財育成・組織開発などを担当
3歳の娘とサッカー好きの夫と3人暮らし

こんにちは!ピープル・サクセス室の奈良です。
先日、4月に入社した新卒1年目の皆さんに向けて、2021年に刷新した人事制度(等級・評価・報酬制度)について研修を実施しました。
人事制度には会社が何を大切にしたいのか、社員に何を大切にしてほしいのか、メッセージが込められていると話したうえで、
研修の最後に「ブイキューブの人事制度はどのような特徴があると思いましたか?」と問いかけると、以下のような制度だと感じてもらえました。

 ■ 社内外問わずどこでも働ける人材を育成する
 ■ 自分のキャリアを柔軟に選択することができる
 ■ 結果だけではなくそのプロセスも評価されるため、次世代の人財育成に力を入れている
 ■ 行動と成果の両方が評価されるため、挑戦意欲が大切(現状維持でなく、成長が求められる)
 ■ 頑張っている社員への還元をしっかりと行っている

さて、ブイキューブの人事制度は具体的にどのような制度になっているのでしょうか…ここから一緒に見ていきましょう!

〈等級制度〉 メンバーシップ型とジョブ型

メンバーシップ型は成長ステージ

ブイキューブには【メンバーシップ型】と【ジョブ型】の2つの職系があります。
【メンバーシップ型】はスキルを磨き、キャリアを確立させる成長ステージです。
【メンバーシップ型】の中でもアソシエイト職、エキスパート職にわかれており、さらにクラスに分かれています。

クラスは下図の通り3つに分かれており、社会人としての基礎を身につけるVA1クラス、挑戦を重ねながら自分の専門性や方向性を見定めるVA2クラス、見定めた専門性を磨きながら存在価値を発揮していくVEクラス、といったステップを用意しています。

複線型人事に込めた想い

一方、ジョブ型はいわゆる「複線型人事制度」を採用しており、未来のブイキューブを担う人財をつくる【マネジメント職】と、革新を生み出す【プロフェッショナル職】があります。
管理職になることが絶対という価値観はブイキューブにはなく、ジョブ型いずれの職系も「市場価値の高い人財」として重視しています。

必ずしもメンバーシップ型の最上位クラス(VE)に到達していなくても、VA2クラスからマネジメント職やプロフェッショナル職に任用されるケースもあります。
一歩ずつ着実に歩みを進めてもらいながらも、資質・能力・意志を十分に備えた方には挑戦機会をはやくに提示できるのもブイキューブの特徴のひとつです。

〈評価制度〉 成果とプロセス

ブイキューブは何を評価するのか

次は評価制度の紹介です。ブイキューブでは「成果」と「成果にいたるプロセス」どちらも評価対象としています。
メンバーシップ型の場合は、成果目標をたてる際にストレッチのきいた目標を設定することを前提としていますが、これは等級制度の特徴でご紹介した「メンバーシップ型は成長ステージである」という考えを踏まえています。
また、プロセスについては職系ごとに対象が異なっており、メンバーシップ型は行動、ジョブ型は役割の発揮度を評価しています。

メンバーシップ型の行動評価についてもう少し詳しくご紹介します。

ピープル・サクセスポリシーの体現

今ここに集う社員と、これから参画いただくみなさまへの共通の約束事として、採用や人財開発、そして人事制度の基本方針を「ピープル・サクセス ポリシー」としてまとめています。
「ピープル・サクセス ポリシー」では私たちのチームに参画いただきたい人物像を提示していますが、「具体的にはどうすれば…?」と感じる社員も多くいるはず。そこで作成したのが、「ピープル・サクセス ポリシー」と連動した3カテゴリー10領域の行動指標です。
各項目で発揮してほしい行動をクラスごとに具体的に示すとともに、成果を出すプロセスとしてその行動発揮を評価指標としても取り入れています。

ステージに応じた評価

成果とプロセス(行動/役割)評価はクラスによって総合評価に反映される割合が異なる設計になっています。
これは等級制度で紹介した各ステージの考え方を取り入れているもので、基礎をみにつけ方向性を定める過程にあるアソシエイト職はプロセスを重視、専門性の発揮を期待されているエキスパート職以上は成果をより重視しています。

〈報酬制度〉 高い成果には高い報酬を

続いて報酬制度についてご紹介します。
ブイキューブは「成果主義」の考え方を取り入れています。年齢や在籍年数ではなく、個人の成果によって報酬が決まります。
メンバーシップ型職系の各クラスは成長ステージと位置付け、給与が高い人にはより高い成果を求める昇給の仕組みとし、ジョブ型職系は、求める役割(役職)と処遇を連動させた役割給体系としています。どちらにおいても、高い成果に高い報酬を、がブイキューブの基本的な考え方といえます。

最後に

人事制度を刷新して1年。現在は半年に一度、社員にもアンケートをとり、新制度の良いと感じているところや課題を聞いています。
これからも社員の挑戦と成長を後押しできるよう、社会情勢やブイキューブが目指す姿、社員ひとりひとりの声も踏まえて、人事制度をアップデートしていきます。

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