バックオフィスの雰囲気は?~取り組みのご紹介~

池田 年則(Toshinori Ikeda)
この記事を書いた人
池田 年則(Toshinori Ikeda)

2016年キャリア入社
法務部門に所属し、契約書審査や上場会社の株式実務などに携わっています。前職は印鑑関係の会社で、印鑑王子と呼ばれることもありました。

長谷川 萌(Moe Hasegawa)
スペシャルゲスト
長谷川 萌(Moe Hasegawa)

弁護士ドットコム株式会社
クラウドサイン事業本部
クラウドサインのユーザーコミュニティ「Re:Change」を担当。

1.バックオフィスはどのようなところ?

早速ですが、バックオフィスと聞いてどのような部門かイメージつきますでしょうか。

窓際族?のような日陰の部門のことですか?と言われてしまうと悲しいですが、
総務、経理、人事、法務などがバックオフィスでして、
顧客対応をしている営業部門(フロントオフィス)を支援している、
縁の下の力持ち的な存在と理解してもらえるとうれしいです。

そのようなバックオフィスの1つである法務は、
社内の各部門がビジネスを進める際に出てくる契約書の内容を確認したり、
トラブルが生じた際にはその対応に当たったりと色々業務がありますが、
その1つとして「押印業務」がありまして、そこを掘り下げていきたいと思います。

この写真は白金オフィスの会議室です。

2.電子契約の取り組み

ブイキューブは元々テレワークで仕事をしている人が多いので、
他社と比べると社内への影響は少なかったかと思いますが、
2020年からのコロナウイルス感染症の流行に伴い、
出社を控えたり、自粛ムードが生じたり、社会情勢に大きく変化が
生じたことはみなさんも記憶に新しいかと思います。

そのような中、出社しないとできない紙への押印業務は、
ビジネスのスピードを落としうる一つの課題だと考え、
出社しなくても対応でき、押印の代替手段になる「電子契約」に注目し、
当社でもクラウドサインを導入することになりました。

導入当初は、取引先への説明も必要になり、今までのやり方とは変わるため、
業務フローの再考、既存の社内承認ツールとのつなぎ込みの構築や、
社内への周知や理解を得るということで調整が必要なこともありましたが、
みなさまのご協力のお陰もあって、安定的に広がり、
当社の全契約における電子契約の比率は、今では7割に迫るまでに浸透しています。

2022年下期以降、契約書の電子化率は70%近くになりました。

3.ブイキューブのカルチャー

上記の電子契約は、一例にすぎませんが、ブイキューブでは、
日々の業務を改善していくための大小様々な取り組みを各部門が進めています。
また、いちバックオフィスメンバーとして、以下のことは大切だと思っています。

・ITを活用することで、業務の効率化
・数字は大切、定量的な評価

(法務の仕事を定量的にとらえるのは難しい場合もあると思いますが、
文字で書くより、データの裏付けがあるグラフの方がわかりやすくて説得力ありますよね)

なお、当社の経営理念は、以下の通りであり、振り返ってみると、
まさにこういった取り組みの一例だったのかなと思います。

私たちは常に情報通信技術を高度に活用(※1)することにより、
新しい価値の創造を通じて、より豊かな人間社会の実現(※2)を目指します。

<今回の事例においての解釈と当てはめ>
※1:自動化や業務効率化も考慮して、電子契約を社内システムに組み込む
※2:働く場所に捕らわれにくい、より自由な働く環境の実現

これからも日々変わる世の中に対応するために変わる必要が出てくると思いますし、
挑戦と成長、そしてそれがだれかの幸せにつながっていればいいなと思いながら、
日々の業務に邁進していきたいなと思います。

白金オフィスにて出社メンバーでぱちり。

4.スペシャルメッセージ

クラウドサインでユーザーコミュニティ「Re:Change」を担当している長谷川と申します。

池田さんはRe:Change立ち上げ初期から参加されており、イベントへのご参加や
noteの記事執筆といった対外的な発信にも積極的に取り組んでいただいています。
以前電子契約率4割を目指して取り組まれている旨noteの記事でも発表いただきました。
そこから現在の7割まで電子契約率が急速に伸びたとのお話を伺い、大変驚いています。
電子契約はお取引先様とのやり取りで主にご活用いただくものであるため、
社内外のルールや商慣習などの変革が必要になります。

今後もクラウドサインとRe:Changeが、池田さんの変革を後押しできる存在であれればと考えております。

Re:Changeのイベントにて。他社の方との情報交換の場はとてもありがたいです。

※所属や役職については、記事執筆当時のものとなります。

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