「人と人の繋がりを創る企業になりたい」そのためにブイキューブはチャレンジし続ける!

吉山 啓輔(Yoshiyama Keisuke)
インタビューを受けた人
吉山 啓輔(Yoshiyama Keisuke)

営業本部 本部長
2013年新卒入社

廣濱 美咲(Hirohama Misaki)
インタビュアー
廣濱 美咲(Hirohama Misaki)

ピープル・サクセス室
2020年キャリア入社

こんにちは!ピープル・サクセス室の廣濱です。

この記事では、わたしから営業本部長 吉山へのインタビュー第2弾として「ブイキューブが目指す未来」についてお伝えしていきます。

2020年から始まった新型コロナウイルスの影響により、世の中は大きく変化しました。
ブイキューブもその影響を大きく受けた企業のひとつ。ポストコロナとなった現在、ブイキューブが考える未来はどのようなものなのか?
ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです^^!

この記事を読んでブイキューブに興味を持ってくれた方、「おもしろそう!」と思ってくれた就活生の方は、ぜひエントリーしてください!

吉山さん、本日もよろしくお願いいたします!
前回は、2025年新卒採用についてのお話をしていただきましたが、今回はブイキューブの選考を受ける皆さんが気になっているであろう「ブイキューブの未来」についてお伺いします。

吉山

大事なことですね。よろしくお願いいたします。

コロナによる変化と、当時のブイキューブ

わたしは2020年2月、コロナと共にブイキューブに入社したこともあり、コロナ前との変化のイメージがつきにくいのですが、それよりずっと前からブイキューブで働いていた吉山さんから見て、ブイキューブにはコロナによるどのような影響がありましたか?

吉山

人々の考えの変化による影響が1番大きかったのでは、と考えています。

僕が新卒でブイキューブに入社したのはもう10年以上前ですが、それよりもずっと前からブイキューブは、Web会議事業を展開していました。2009年に初めてWeb会議市場シェアNo.1を獲得し、そこからずっとNo.1を維持し続けていました。

といっても、世の中にWeb会議やWebセミナーがとても広まっていたかというとそういうことではなく、あくまで「あったら便利なツールだよね」という認識だったんです。

そして2020年に予定されていた東京オリンピックで、世の中にテレワークが徐々に広まり、私たちが展開するビジュアルコミュニケーションサービスのニーズも高まっていくのではないか、と考えていたところで、コロナがやってきました。

予想外のできごとでしたよね。当時は世界中が「これからどうなっていくんだろう」という大きな不安に包まれていました。

吉山

日本でも出社停止を命じる企業が増えたり、顧客との商談が不可能になったりと、ビジネス自体が停滞してしまうような状況に陥りました。
そのなかでテレワークが爆発的に普及し、Web会議ツールに関しては「なくてはならない」存在になりました。ビジネスだけでなく、教育や一般生活など、経済全体においてもそうであったと思います。

この「あったら便利」から「なくてはならない」への意識の変化が、私たちの事業活動に大きな変化を与え、ブイキューブが一回りも二回りも大きく飛躍することに繋がったなと感じています。

当時の社内イベントで流れた映像に、「私たちがとまると世界がとまる」というメッセージがありました。それくらい強い使命感を抱いてお客様と向き合っていましたよね。

そして、今現在では「なくてはならない」から「あって当たり前」の認識に変わった気がしています。まさにブイキューブが“Next ATARIMAE”を創ってきた一例だなと感じていますが、こういった「世の中の当たり前を創ってきた、世の中を変えてきた」と思うエピソードがあれば、ぜひ教えてほしいです!

これまで創ってきた“Next ATARIMAE”

吉山

今この記事を読んでくださっている方のなかには、就職活動中の学生さんも多いかなと思うのですが、就活市場でのオンライン合同企業説明会もそのひとつですね。
今では就活においてオンラインでいろんな企業の話が聞けるなんて当たり前、と感じられる方も多いと思いますが、実はこのトレンドを創ったのはブイキューブなんです。
コロナが始まるずっと前から、株式会社リクルート様(当時:株式会社リクルートキャリア様)が主催する「R-Webinar」というオンライン合同企業説明会が実施されていましたが、このシステムや配信運用周りはブイキューブが担当していました。

また、不動産業界の例だと、家を借りるときに行う重要事項説明において、過去は対面でなくてはならないと法律で定められていました。しかし、規制緩和がすすんだことにより、非対面でも良いという内容に変わったのですが、このオンラインシステムについても、ブイキューブが多くの不動産業界のお客様に支援をしました。今では重要事項説明だけでなく内覧などにおいてもオンライン文化が広まってきていますよね。

コロナの前からブイキューブは“Next ATARIMAE”を創ってきていたんですね!
もちろんコロナのように予測できない変化もあれば、今お話いただいたリクルート様や不動産業界の事例のような変化については、社会やその事業に関わる人たちがより良く過ごせるように、より良い選択ができるようにと考えた結果、創り上げられてきたものなのかなと感じています。
このように、これから変化していくことに対してブイキューブができること、という点で吉山さんが現在考えていることはありますか?

これから創る“Next ATARIMAE”

吉山

今すでに始まっていて、今後より加速していくだろうなと感じていることに、「ビジネス活動においての、顧客に対するターゲティングの個別化」が挙げられます。
これまでのビジネスマーケティングは、マスに対して広く遍く情報を周知し、その中から興味を持ってくれた方が問い合わせてきて、そこから成約に繋げるという手法が一般的でした。

今始まっているのは、自社のサービスに興味を持ってくれている人がどんな人なのか、他にはどんなサイトを見ていてどんなコンテンツであればよく視聴をし、どうなればアクティブにコンタクトをとってくるような人なのか、などを分析し、より効果的なマーケティングや営業活動に繋げるといった流れです。

ショッピングサイトや動画サイトでも、自分の興味に近いコンテンツがレコメンドされますもんね。

吉山

はい。その分析の詳細さ、情報粒度はもっとレベルの高いものが求められる時代になってくると考えています。
そして、ブイキューブがサービス展開しているWebセミナー領域とも親和性が高いんですよね。

ターゲティングの個別化とWebセミナー・・・どんな関係があるんですか?

吉山

例えばWebセミナーなどの映像コンテンツを視聴している人が、どういうシチュエーションで視聴をし、どういう発信があったときに1番惹きつけられているか、チャットやアンケートなどの回答頻度や傾向などといった、その視聴者の属性や志向を分析することで、その後の行動遷移まで予想することができるようになります。例えばどんな商品に興味を持ちやすいかや、積極的に声をかけることで反応してくれるのか、といった感じです。
これにより、今まではやみくもに営業活動をしていたところから、ユーザー一人ひとりに合わせたマーケティング視点で効果的な営業活動ができるようになり、より成約に繋がりやすくなるので、特にBtoBの世界だとこういう機能はけっこう重宝していただけるんですよね。
こういったことをレベル高く実現し、お客様に提供していけるように、現在チャレンジ中です。

確かになにかイベントごとを開催するにしても、ただ集客する・ただ配信するだけでは物足りない感じがします。付加価値がないと、お客様に選んでいただくことも難しくなっているのですね。

吉山

はい。視聴者にとっても飽きない絵づくり・仕掛けがあるコンテンツは自ずと試聴時間が長い傾向もあります。そうした1to1マーケティングの側面と、見ていて飽きないコンテンツの両方がそろって、より大きな効果を得られます。
2023年にリリースしたばかりの「V-CUBE Communication Platform」(以降、VCP)では、顧客に対しては「今回のコンテンツはこれが刺さっていた、次回はこんなアプローチの仕方がいいと思う」というターゲティングの個別化がしやすくなり、視聴者も惹きつけられるような絵づくり・UIのカスタマイズ性に富んでいる、そんな世界観を目指しています。

VCPは分析に優れているだけでなく、視聴者のモチベーション自体を上げるような機能も実装されていますよね!
9月に行われたドラマ「VIVANT」のファンミーティングでは、ファンと登壇者同士のコミュニケーションや、クイズなどでとても盛り上がっていました!そしてなんといっても、あれだけ大規模なファンウォールに感動しました。
「ファンウォール」って、機能だけでなく言葉自体まだ全然知られていないと思います。ここもブイキューブが次の当たり前を創っていくことに繋がりそうですね!

日曜劇場「VIVANT」ファンミーティングの模様。大規模なファンウォールは圧巻!
クイズなどのコンテンツも設けられ、会場は大盛り上がりでした!
吉山

本当にそうだと思います。
そして「VIVANT」のファンミーティングで改めて気付かされたんですが、私たちの事業は「人と人との繋がり」によって成立しているんですよね。

気付かされた「人との繋がり」の重要性

吉山

ブイキューブのVCP担当社員とお客様の繋がりも本当に深く、お客様も「こういうことを一緒に実現したいんだ」と、私たちと同じ熱量で真剣に考えてくださいました。
そして本番で絶対に失敗しないようにと、全社でリハーサルを何度もやりました。夜の遅い時間や、休日であってもリハーサルに協力してくれたブイキューブの社員にも本当に感謝しています。

成功したときのあの感動も、人との繋がりがあってこそですね。

吉山

ブイキューブはオンラインコミュニケーションを推進することで、距離と時間の制約を軽減したり、働き方改革を促進したりしているので、矛盾して聞こえてしまうかもしれないんですが、やっぱりリアルでの人との繋がりはとても大事だと感じるんです。
こういった事業を展開している私たちだからこそ、身をもってその大事さを感じているのだと思います。

これまではテレワークする日も多かったですが、最近僕よく出社しているんですよ。オフィスに行くとメンバーがいて、顔を見て雑談して、会議室で会議して、終わったらデスクに戻るまでの間にまた雑談して、というのを繰り返すなかで、相手の雰囲気とか考えていることとかが掴めてくるんですよね。
これを僕は「質感」と表現しているんですが、この質感はリアルで会って話さないとキャッチアップできない部分だなと感じています。この価値ってものすごく大きいと思います。理屈抜きに、豊かな時間を送れていると感じるんですよね。

とっても共感します。オンラインとリアル、どちらもメリットがあって、それらを本当に強くブイキューブは体感してきましたよね。

吉山

だからこそブイキューブは、人との繋がりをつくることを推進する企業になれるのかなと考えています。

直接会って話すことがどれだけ幸せか、価値があることなのかを私たち自身が痛感していますし、同じ考えの方も多いと思います。ただ、距離や時間や費用の制約で、どうしても直接会うのが難しいときもありますよね。そんなときに、ブイキューブのオンラインサービスをつかってもらうことで、人と繋がり続けられる状態がつくれます。繋がりをつくることをあきらめたくないですからね、私たちも。
ちなみに、オンラインサービスといってもいろいろな種類があり、まるで同じ場所にいるかのようなメタバース空間を創りあげることももちろん可能です。こういった付加価値が加わることで、コロナが完全に収束したとしても、オンラインツールはコミュニケーション手段の選択肢であり続けると考えています。
また、今ブイキューブでは、オンラインだけでなくリアルに特化したサービスも展開しているんです。お客様のご要望で、リアルとオンラインのハイブリッドの提案も最近はかなり増えてきています。

ブイキューブは、オンラインの便利さもリアルの幸福感もどちらも強く体験してきた企業だからこそ、その価値を社会にも共有していけたら嬉しいなと、個人的に考えています。

“Next ATARIMAE”への覚悟

そんな未来を実現するために、前半でもお話いただいた“Next ATARIMAE”をこれからも創造し続けていくことが大事なのかなと思います。
吉山さんは次の当たり前を創っていく、世の中を変えていくことに対して、どのように考えていますか?

吉山

ブイキューブが社会に価値貢献していくためはもちろん、より良い未来を実現するために必須なことだと捉えています。
ただ、ここで1つ伝えておきたいことは、新しいなにかを創りだしていくことって決してキラキラした綺麗でかっこいいことではなく、泥臭くあきらめずに地道に行動し続けることなんですよね。
先ほど話した「R-Webinar」が開始するときも、今の営業本部 副本部長の小田さんをはじめとした多くの社員が汗を大量に流しながら泥臭く提案し続けてきた結果ですし、「VIVANT」のファンミーティングについても、最初はブイキューブが考えるエンタメ業界の課題や実現したい未来などを長々したためた、手書きの手紙からコミュニケーションが始まっています。
自分たちが必要だと信じてお客様に提案するわけなので、絶対に成功させなくてはいけないという覚悟と、強い情熱と、やり抜くバイタリティが必要です。

ブイキューブが“Next ATARIMAE”を創造し続け、次の時代を創っていくために、この要素は必須ですし、これからも大事にしていきたいと考えています。

━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━
最後の吉山の言葉からは、胸に秘めた?むしろあふれ出ている?強い信念を感じました。
人と人の繋がり、“Next ATARIMAE”を創るための覚悟などいろんな話題が出ましたが、まとめると「ブイキューブはこれからもチャレンジし続ける」ということなのかなと思います。

ブイキューブの未来にわくわくし、一緒にチャレンジしたい!という方はぜひエントリーをお願いします!
エントリーはこちらから!

CONTENTS 関連記事

ページ上部へ移動