技術本部
2019年新卒入社
ピープル・サクセス室
2014年新卒入社
こんにちは!ピープル・サクセス室の鈴木です。
ブイキューブのエンジニアには、主にプログラミングを行う「開発職」と、お客様への提案を行う「SE職」があります。
今回はブイキューブに新卒で入社し、SE職として活躍している神長さんに話を聞きました。
それでは、神長さん今日はよろしくお願いします!
まず社歴や現在の仕事内容について教えてください。
- 神長
よろしくお願いします!
ブイキューブには2019年4月に新卒入社して、今年が5年目になります。
現在は、自社プロダクト「V-CUBE Communication Platform(以降、VCP)」の担当として、営業メンバーとともに導入に向けた技術的な提案を行い、受注につなげる役割を担っています。
神長さんは新卒でブイキューブに入社していますが、学生時代はどんなことを学んでいたんですか?
- 神長
専攻は商学部のマーケティング学科で、「どうして物が売れるのか」を研究していました。
ゼミでは、「18,19歳のファン層を増やすためのSNS運用の提案」を企業に対して行ったり、他大学の学生と「どちらのホームセンターがより成長するか」というテーマでディベートをするような機会もありました。ディベートと言ってもほぼ喧嘩状態でしたが。笑
大学の中では、ガチゼミと言われるくらいハードなゼミでしたね。
結構ハードな学生生活を送っていたんですね…!
ブイキューブに入社を決めたのは、どうしてですか?
- 神長
就職活動中は、今後成長していきそうなIT業界に絞って見ていました。
最初は、ITを使って業務効率化を行うサービスを扱う企業を見ていたのですが、当時は学生ということもあり、そういったサービスに対してあまり共感ができなかったんですね。
一方で、ブイキューブは映像音声を使うサービスでイメージがしやすく、応用の幅が広そうな技術だと感じたため興味を持ちました。また、選考で会った人事や社員の皆さんが自分の話をちゃんと聞いてくれることがとても印象的で「こういう人たちがいる会社で働きたい」と思い、ブイキューブへの入社を決めました。
“人”を重視していたのは、これまでゼミやアルバイトの経験から、自分にとって「一緒に働く人」はとても重要だと考えていたからです。例えば、ゼミについては先ほどお話した通りハードな環境でしたし、アルバイトも居酒屋で働いていたので大変な部分もあったんですが、そこにいる方々がとても良い人たちだったので、最後までやりきることができたと思っています。
大学時代の経験が、会社選びの軸に繋がっていたんですね。
それでは、今日のテーマであるSE職についてもお話をお伺いしていきます!
神長さんは、なぜSE職を選んだのですか?
- 神長
いくつか理由がありますが、まず「手に職をつけたい」という思いがありました。
また、技術をよくわからないまま使うことが嫌で。今後技術が進歩していくなかで、仕組みを知らないまま使い続けることが怖いな・嫌だなと思い、深くは理解できなかったとしても大枠は知っておきたいと考えていました。
大学でマーケティンを学ぼうと思った理由も、自分が良い!と感じたことが、実はマーケティング戦略に乗せられて思うつぼになっていたこを知って、悔しいと思ったことがきっかけだったんです。笑あとは、「技術者ってかっこいいな」と思って。開発職はプログラミングの経験がないので難しいと思っていたんですが、SEという職種があることと知り、文系でも挑戦できる企業も多かったので、SEとしての仕事を探すようになりました。
技術者といっても、開発職だけが仕事ではないですからね。
ブイキューブにSEとして入社して、どんな仕事に携わりましたか?
- 神長
まず最初は、プロダクト理解や説明力の向上のため、検証業務やユーザーからの問い合わせ対応業務を担当していました。プロダクトの知識もついてきた2年目以降は、営業メンバーと一緒に商談に入り、お客様の要望に対して製品の機能ベースで提案を行う業務を担当し始めました。
現在はVCPの担当として、顧客企業の事業やサービスにおいてVCPをどのように活用してもらうかなど、提案の幅も広がってきています。また、ブイキューブで取り扱っているZoomの担当もしていて、社内のマーケティング担当者と連携しながらZoomの売り上げを上げるための施策を考えたり、問い合わせ状況を経営層に報告するなども行っています。
その一環で、ユーザー会というZoom利用者の方にZoomの新機能の説明をするセミナーも開催しています。
SEとしてお客様とやり取りするだけではなく、マーケティングと連携した仕事もしているんですね。
神長さんがこれまでに「これは挑戦だったな!」と思うことはありますか?
- 神長
そうですね、今現在のことになりますが、SEとしてVCP担当をしていることが挑戦になっています。
今まではZoomなど他社製品を取り扱っていたこともあり、お客様に深く入り込んだ提案ができていなかった印象がありました。
ただVCPは自社製品のため、カスタマイズもできますし、お客様の利益を出すことがより実現しやすくなると感じています。
新製品ということもあり、なかなか忙しいですが、上司からは「神長さんならできる!」と励ましてもらって日々挑戦の連続です!
上司からもエールを送ってもらえているのは心強いですね。神長さんが期待されている証拠だと思います!
現在挑戦中とのことですが、これまでSEとしてうまくいった仕事や失敗した仕事で印象に残っていることはありますか?
- 神長
うまくいったことは、社内のマーケティング担当者に対して、売り上げ貢献のための提案を増やせたことです。
マーケティング担当と連携を取るようになり、これまで以上に売り上げや利益を意識する必要を感じられるようになりました。
その意識が持てるようになってからは、技術側からも積極的に提案ができるようになり、連携力も次第に上がっていったと感じています。そのマーケティング担当の方がとても良い人だったということも大きいですね!失敗したことでいうと、SEとして働き始めた当初に自分の意見を持てていないと指摘されたことです。
お客様がどうしたいのかを気にしすぎてしまって、SEとして自分はどうしたいのか意見を持てていない時がありました。そのため、まずは簡単なことでも自分の感想を持つように心がける練習から始めていきました。
自分の意見を持つことで、それまで上司に相談していた際には「どうすれば良いですか?」と聞いていたのが、「こういう方法はどうですか?」と聞けるようになり、適切な会話のキャッチボールができるようになりましたし、それに伴って以前よりも指摘をもらいやすくもなりました。
一つひとつの仕事で自分の意見を持つことって、簡単そうでなかなか難しいですよね。
自分の意見を持とうとしたことで、神長さんの会話の質も上がったのかなと感じました!
これまでの業務を通して、神長さんが「SEをやってよかったな」と思うことはありますか?
- 神長
SEという立場は、技術にも営業にも繋がっていることですね。
普段から社内の様々な人との接点があるため、技術で何か困ったことがあれば、その技術に詳しいエンジニアに聞けますし、お客様への提案方法に困った時は営業メンバーに聞けるので、とても良い環境にいると感じています。
Zoomの施策提案の業務を通じてマーケティング担当者との接点が持てたり、経営層に対してレポートを行ったり、自分以外の考えや視点・視座を知ることができたのは、SEとして働いているからこそだと思っています。
技術だけでなく営業やマーケティングなどの視点を知ることができたんですね。
自分の担当領域以外の目線を知ることは、チームで働く上でもとても大事ですよね。
最後に、神長さんが考えている今後のキャリアについて教えてください。
- 神長
今までは、エンジニアのスペシャリストは開発職が目指すものだと思っていました。
ただ、最近では開発職じゃなくてもスペシャリストになれるんじゃないか?!と思い始めていて。
プロダクトマネージャーの勉強を始めたことをきっかけに、技術とマーケティングを組み合わせた面白いキャリアを作っていくことができないかな…と考え始めてます。そんな面白いスペシャリストになれたらいいなと。笑ブイキューブなら自分の思い描いたキャリアを受け止めて一緒に考えてくれる文化があるので、目指す上でもとても安心感がありますね。
技術×マーケティングのスペシャリストって、大学時代の経験も活かせそうですし、とてもワクワクしますね!
神長さんがキャリアを築く上で大事だと思っていることを教えてください。
- 神長
常に自分自身の行動を意識する必要があると思っています。
行動したことの正解・不正解を明確にすることは難しいものの、「自分が目指すキャリアの人ならこういう行動を取るだろう」と意識して行動することが、自身の成長やキャリア実現につながると思いますね。ブイキューブは良い意味で“固定化されたキャリア”を用意していない会社なので、どういうキャリアを進みたいのかは自分で考える必要があります。そういった背景もあり、今後は自分自身が目指すキャリアを意識して、行動に移していくことを心がけていきたいと思っています。
これはブイキューブに限らずとても大事なことですよね。
今日はいろいろと聞かせていいただきありがとうございました!
- 神長
こちらこそありがとうございました!
いかがでしたでしょうか。
開発職に限らず、SE職として、エンジニアとしてブイキューブで働いてみたいという方の参考になれば幸いです。
ここまでお読みいただきありがとうございました!!