「技術組織のMISSION/VALUE」について(その3)

渡邉 暁雄(Watanabe Akio)
インタビューを受けた人
渡邉 暁雄(Watanabe Akio)

技術本部
2022年キャリア入社
実は出戻りです。
飲食業界から、IT業界へ飛び込み、気づけば20年。
組織開発大好きな、異色な元エンジニア。

鈴木 峻平(Suzuki Shunpei)
インタビュアー
鈴木 峻平(Suzuki Shunpei)

ピープル・サクセス室
2014年新卒入社
入社6年間ほどエンジニアをした後、2020年から社内公募によってピープル・サクセス室に異動しました。
主に採用領域、社内イベント担当をしています。

こんにちは、ピープル・サクセス室の鈴木です。

皆さんに「もっとブイキューブを知ってもらいたい!」ということで、
技術組織のMISSIONとVALUEについて、技術本部 副本部長 兼 VPoEの、渡邉 暁雄さんにお話を伺いました。

今回はいよいよ最終回です!どうぞお楽しみください。

それでは、3つ目のVALUEを教えて下さい。

暁雄さん

ついに最後のVALUEですね。3つ目のVALUEは「Inclusion」です。

まずは、こちらをご覧ください。

暁雄さん

「Inclusion」は、チームとしてアウトプットを出すということに非常に重要な要素として考えています。

鈴木さん、「Inclusion」という言葉は知ってますか?

聞いたことはあります。Diversity & Inclusionというキーワードで最近よく聞きますね。あっていますか?

暁雄さん

さすがですね。Diversity & Inclusionという言葉で馴染みがありますね。
「Diversity」は、「多様な人がいるよ、同じ人はいないよ」という前提のことですが、「Inclusion」は、「多様な人がいるよ、だからこそ、この多様な価値観を上手く組み合わせてもっと素晴らしい価値を出そう」という発想のことです。
Diversity のその先にInclusionがあるイメージです。
多様な価値観を認め合って、活かし合う。そして新しい価値を生み出していくということを意図しています。

これは私の持論ですが、コミュニケーションは仕事をする上ですべての基盤です。

完全に一人だけで全てのアウトプットを出せるというような仕事も、世の中にはあると思っています。
ただ、ブイキューブでのエンジニアに期待されていることは違います。
一人で出すアウトプットには限界がありますし、”アウトプット”をサービスやプロダクトとして考えて、それによって社会を変えようとなると、スピードも量も足りず、なかなか難しいですよね。

チームでコミュニケーションを取りながら、一人ひとりの個性や強みを活かしあってアウトプットを出すことで、社会全体を変えていけるようになれると信じています。

鈴木さん含め、ブイキューブにいる皆さんは、一つのチームとして社会を改善していこうという志でブイキューブにいらっしゃると思います。
当然チームと言っても個人の集まりなので、考え方が正反対の人や、行動が全く理解できない人もいるかもしれません。

…鈴木さんも頷いてますね(笑)

そこで自分の意見を押し付けるのではなく、「そういう人もいる」「そういう価値観もある」と認めて、その上で、どういう対話をする必要があるのだろうか。ということを考えてもらいたいんですよね。

どうすれば、お互いのストーリーやコンテクストを受け止め合った対話になるのだろうか。
どうしたら「Commitment」に向かえるだろうか。
どうしたら「Fun」な自分でいられるだろうか。

こういったコミュニケーションに対しても、全員が創意工夫をすることで、多様な価値観から、また新しい価値、いわば「次のアタリマエ」が生まれてくるのかなと考えています。

ぜひ、「同じ価値観なんて1人もいない」という前提で、この多様な価値観を認め合って、チームの活動や圧倒的ユーザー目線の源泉としていただきたい。ということで「Inclusion」を入れています。

お話を伺って、MISSIONとの関係性や、それぞれのVALUEの結びつきも理解することができました。
そして、「Inclusion」という言葉自体は聞いたことはありましたが、正直なところイメージができていなかったので、ブイキューブで大事にしている”対話”ともつながっていることが見えて良かったです。

ちなみに、「Commitment」、「Fun」、「Inclution」に、重要度の違いや優先順位はありますか?

暁雄さん

3つはどれも重要なので、順序は無いです。

こちらを見ていただきたいのですが、それぞれのVALUEが横並びになっていて、それぞれがMISSIONを支えている。そんなイメージです。

暁雄さん

この3つのVALUEはどれも重要ですし、日々意識していただきたいです。
どんどん普段使いをしていただき、積極的にコミュニケーションに取り入れて欲しいと考えています。
ブイキューブの技術組織として持つ、共通価値観として”自分たちのもの”にしてもらいたいです。

3つのVALUEの中で、あえて1つだけ選ぶとすると、暁雄さんはどのVALUEを選びますか?

暁雄さん

どれも重要なので、難しい質問ですね(笑)。
あえて選ぶとするなら「Fun」ですね。

「Commitment」や「Inclusion」はチームで成果を挙げて、成功体験ができてくると、自然とそういう文化になっていくと思っています。
一方、「Fun」は個人の気持ちにフォーカスしたVALUEで、会社からや上司から与えてもらえるものでもないし、自然とそうなるというものではないと思うんですよね。
そういう意味でも重要だし、ちゃんと理解してもらいたいVALUEとして選びました。

楽しもうと思わなければ楽しめる場所はない。自分が楽しもうと思わないと、どんな会社、どんな環境でもつまらなくなってしまいます。

「Commitment」も「Inclusion」も個人の「Fun」がベースにあり、チームとして辿り着くものだから、自分も大事にしています。

なるほど!自律・自走をして成果を出していくというブイキューブの考え方にも繋がっているわけですね。

暁雄さん、技術組織のMISSION/VALUEについてお話いただきありがとうございました!
最後にメッセージをいただけますでしょうか。

暁雄さん

ここまで読んでくださった皆さま、本当にありがとうございます。

MISSION/VALUEへの共感は、ブイキューブだから必要というわけではなく、今後、どんな企業で働くにしても、必要なことだと思っています。
同じ想いをもって働くことは、きっと何にも変えられない経験を、味わえると思うんですね。

MISSIONやVALUEの実現は、僕一人では絶対に成し遂げられないので、一緒に作りあげていってほしいと思っていますし、共感してくれる新しい仲間も増やしていきたいと思っています。

ブイキューブの、「Next Atarimae」を一緒に作ってみようと思える方は、ぜひ気軽に応募いただいて、僕と一緒にお話しましょう。

ありがとうございます。
こういった想いに共感してくださる方と一緒に働きたいですね。

暁雄さん、ありがとうございました!

3回にわたり「技術組織のMISSION/VALUE」について、お届けしました!

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