【The GOLD施策紹介】ブイキューブ流教育体系とは?

佐々木 つぐみ(Sasaki Tsugumi)
ピープル・サクセス室
佐々木 つぐみ(Sasaki Tsugumi)

2018年新卒入社
営業→人事へキャリアチェンジ
人財開発・労務・採用など幅広く挑戦しています
週末はJリーグ観戦三昧です

ブイキューブでは、ブイキューブ式・人財育成のしくみ「The GOLD」の考え方に基づき実施しているさまざまな研修や教育プログラムを、「教育体系」という形でまとめています。

教育体系とは、階層別や職種別、課題別など、それぞれの対象者ごとに受けることができる研修などのコンテンツを整理し、全体構造をまとめたものを指します。

まとめ方は各社さまざまですが、ブイキューブではどのような教育体系になっているのでしょうか?今回は概要をご紹介していきます。

ブイキューブ流教育体系のコンセプト

ブイキューブには二種類の教育体系があるのですが、まず、その二つに共通するコンセプトがあります。

それは、「ブイキューブ社員の新たな行動をうながす学習機会の提供」です。

ブイキューブ社員に求められる成長や成果を出すためには、日々自分にとって新たな行動を実践していくことが必要です。これまで全く自分がやっていなかったことにトライすること、これまでやっていたけど上手くいかなくてやり方を変えてみること、そうやって新たな一歩を踏み出していくことが重要だと考えています。

その行動を加速させるきっかけとなるのが「知識やスキルを身につけること」だと考えており、「教育体系」という形で学習機会を用意しています。

ただし、学んだからといって、すぐに上手くいく訳ではありません。積み重ねによって成果や成長に繋がっていきます。そのやり続ける過程も含めて、この教育体系を通じて共にチャレンジしていきたいと考えています。

二種類の教育体系

ブイキューブの教育体系は、以下の二つで構成されています。

メンバーシップ型教育体系
マネジメンター育成体系

「メンバーシップ型教育体系」については、ブイキューブの等級・評価・報酬制度の記事にもあったように、ブイキューブの職系のうちメンバーシップ型の社員を対象とする教育体系です。スキルを磨き、キャリアを確立させる成長ステージに相応しいコンテンツが用意されています。

また、「マネジメンター育成体系」については、上記のような職系ではなく、チームリーダーやグループマネージャーなどのマネジメンターとしての役職に就く社員に向けた教育体系になっています。ブイキューブにおける成長環境づくりには、マネジメンターの役割発揮が欠かせないため、マネジメンター育成にも力を入れて取り組んでいます。

ここからは、それぞれの教育体系についての概要をご紹介していきます。

メンバーシップ型教育体系

まずは、「メンバーシップ型教育体系」についてのご紹介です。この教育体系は、メンバーシップ型社員によるThe GOLDサイクルを通じた成長と、成果を出すための行動発揮を加速させることに主眼を置いた教育コンテンツで構成されています。

成果を出すためには、まず、ミッションや役割などの「自分自身に求められていることを理解する」ことが重要です。その上で、さまざまな業務に挑戦していくことになりますが、より成長を加速させ、新たな行動に挑戦していくためには、「知識やスキルを身につけること」も欠かせません。

これらをサポートすべく、
―人事制度への理解を促進することによって、ブイキューブ社員として求められるレベルでの挑戦や成長に繋がる行動発揮のベースをつくる「人事制度研修」
―ポータブルスキルの向上によって、会社方針と関連する「行動(評価項目)」の質を上げ、成果を上げる環境をつくる「ポータブルスキル強化研修」
などの学習機会を用意しています。

また、それぞれの職種における業務遂行に必要なテクニカルスキルを強化するプログラムを各部門で実施したり、新卒入社やキャリア入社の新入社員向けにオンボーディング観点で研修を実施したりなど、社内で最も対象者数が多いメンバーシップ型社員に向けて実施する内容は多岐にわたります。

マネジメンター育成体系

続いて、「マネジメンター育成体系」についてのご紹介です。この教育体系は、マネジメンターによる役割発揮の質を高めるためのものであり、「ブイキューブ・マネジメントポリシー」という、ブイキューブにおけるマネジメントの基本となる考え方をまとめたものをベースとしています。このマネジメントポリシーの理解促進とその実践によって、部下となるメンバーシップ型社員の成長環境づくりに寄与します。

たとえば、新任のリーダーやマネージャーに対しては、「リーダー研修」・「マネージャー研修」を必須で受講してもらうことで、マネジメンターとして自分自身が発揮すべき役割や行動の理解をした上で職務にあたってもらいます。新任マネジメンター以外に対しても、評価項目としても定められているジョブ型のマネジメント職としての役割の中からテーマ設定を行い、その役割発揮の質を高めるためのマネジメントスキルを身につける「マネジメントスキル強化研修」も実施しています。

また、マネジメンターとしてあるべき姿についてのインプットだけでなく、実践を通してマネジメンターとしての持論を磨いていくことも重要です。その一助として、「ブイキューブ・マネジメンター・ゼミナール」という相互学習コミュニティを通じて、マネジメンター同士でそれぞれが向き合う課題をシェアしたり、ディスカッションを行ったりする中で、自身のマネジメント論の言語化を進めていくことも可能です。

さいごに

今回は、ブイキューブ流教育体系の全体像をお伝えしてきました。このように学習機会については多種多様に、また、平等に提供していきますが、実は任意参加の研修が多いこともブイキューブの教育体系の特徴のひとつです。

重要なことは、学習機会を自ら活用する(↔︎強制される)ことや、学んだことを実践する(↔︎学んで終わり)ことだと考えているためです。

自らの意志で手を挙げ、学び、それを活かして行動し、振り返りながら成長する。教育体系の中で学んでいくことが、The GOLDの経験学習サイクルの加速に繋がる「きっかけ」になるよう、これからも内容を充実させていきます。

実際にどのような研修が行われているのかについてや、研修に参加してみての生の声などについては、今後の記事をご期待ください!

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