【2024年版】今年も新卒新入社員研修を実施しました―ブイキューブの人財育成に基づく研修についてご紹介します!

廣濱 美咲(Hirohama Misaki)
ピープル・サクセス室
廣濱 美咲(Hirohama Misaki)

2020年キャリア入社

皆さん、こんにちは。ピープル・サクセス室の廣濱です。
今年もブイキューブに2024年新卒社員が仲間入りしました!今年は4名の社員が入社してくれています。

この記事では、新卒社員が受講した新入社員研修(人事研修)について紹介します。ブイキューブへの入社を検討してくださっている就活生にぜひお読みいただき、ブイキューブの人財育成の考えについて、少しでもイメージをふくらませていただけたら嬉しいです!

【入社式の様子】今年はハイブリッド形式で実施しました!

〈ブイキューブの❝新卒新入社員研修❞〉

4月1日の入社式を終えた後、2日目から研修がスタートします。例年、1週間の人事研修の後、約3週間の営業本部主催の研修を受講し、その後5月からそれぞれの本部(営業本部/技術本部)での研修が始まる・・・というスケジュールです。
▶参考:昨年の新入社員研修紹介記事

元々人事研修では、ブイキューブの文化や社風とそれを創りあげてきた役員たちの人柄を知り、そして社会人としての基礎スキルを身につけることを目的として実施していますが、今年は期間を2週間に延ばし、コンテンツを充実させるなどのアップデートを行いました。

〈研修アップデートの背景〉

ブイキューブでは「新たな価値を共創しつづける人財の育成」を人財育成方針として掲げ、2024年は(1)個々がスキルアップする「ビジネス力の習得支援」と、(2)チームとメンバーが同じ方向に進んでいる「適切な目標設定支援」を重点方針としています。
新入社員研修においても、この2つの観点を重視し、「新卒社員が1日でもはやく価値を発揮できる人財になるための支援」をゴールとした内容へと変化させました。

〈コンテンツの紹介〉

人事研修期間では、右の表のとおり、「講話」「会社理解」「ポータブルスキル」の3コンテンツを軸としてすすめていきました。

●ビジネスマインドを学ぶ「講話」
役員・本部長陣の講話は毎年恒例のコンテンツとなっていますが、今年はそこにCDO・CHROも加わり、総勢12名からお話をしてもらいました。
講話では、それぞれの職務や仕事に取り組むうえでのポリシー、新卒社員に期待していることなどを話してもらいます。新卒社員4名に対し、会長・社長を含む12名からそれぞれ1時間ずつ話を聞く機会を設けているというのは、ブイキューブがいかに新卒社員を歓迎し、期待を寄せているかということの現れですね。

[新卒社員のアンケートから]
・想像していた以上にミッション・バリューに対して熱い想いを持っていて、かつ皆が同じ熱量なのがすごいと思った。皆さん気さくなのでなにかあったら相談しようと思えた
・根本にある考えや想いは皆同じだが、違う方向や違う観点でものごとを見ているのがおもしろいと感じた。だからこそいろんな方向にバリアをはれるんだろうなと思った
・挑戦、好奇心という言葉を皆さんつかっている。役員はじめ上層部との距離感が思っていた以上に近い
・選考に関わった方たちもそうだが、講話してくださった方の誠実さも改めて感じた

●文化や制度を学ぶ「会社理解」
ブイキューブのミッション・バリューやピープル・サクセス ポリシー、人事制度について学ぶことで、会社が大事にしている価値観やマインド、期待している行動をインプットしていきます。
また、遵守してほしい就業規程やコンプライアンスなどについても学び、社会人としての意識を高めていきます。
「会社理解」研修を通して、❝ブイキューブ社員としての自覚❞がより高まっていく社員が多いようです。

[新卒社員のアンケートから]
・ピープル・サクセス ポリシーを現時点でできているかチェックしてみて、まだまだ足りない部分に気づくことができたのでよかった
・ピープル・サクセス ポリシーの人材像に基づいて求められる能力と自分にかけている能力を比較して~~を身に着けるために努力する、にとどめるのではなくそこからさらに自分のクラスに求められる行動目標と比較して何を行うべきなのかを分析する必要が今後ある
・セキュリティ意識については、自分だけでなく会社の損失につながっていくので、視野を広く持つという意味でも今後意識していきたい

●どの会社、どの職種でも活用できる「ポータブルスキル」
ポータブルスキル研修は、今年から新入社員研修に導入したコンテンツです。前述した人財育成方針のなかでも、今年注力している「ビジネス力の習得」に着目し、社会人として身につけてほしいポータブルスキルを研修で扱っていきました。
このポータブルスキル研修は新入社員研修のみで扱っているのではなく、全社に対しても展開している内容です。(人財育成方針施策「教育体系」に基づく全体の研修概要については、今後の記事にて紹介予定です。)
ポータブルスキル研修では、アンケートではなく理解度チェックテストを実施しましたが、全員高い正答率でした。

〈新卒社員が意識した「行動指標」〉

約2週間の人事研修に臨むにあたり、研修終了後にどんな自分になっていることがゴールなのか?を新卒社員は考え、右の3つの行動を意識して取り組みました。

この3つは、ブイキューブの人事制度で扱われている行動指標のうち、特に入社直後の研修期間で意識してほしい「成長意欲」「当事者意識」「誠実さ」の3つから考えだされたものです。
※ブイキューブの人事制度では、成果だけでなく「行動」も重視しています。(評価の軸となっている行動指標についてはこちらの記事をご覧ください。)

研修後には、上記3つの行動について、「研修内で行動ができたか?」「今後も行動できそうだと思うか?」という観点でふり返ってもらいました。

[新卒社員のアンケートから]
①研修内で発言を求められたときに、自身が最初に発言する意識で積極的に挙手する。
「行動できた」・・・100% 「今後も行動できそう」・・・100%
②研修を自分の成長のためのチャンスだと捉え、自分ごととして考える。分からないことやイメージしづらいことは質問・確認する。
「行動できた」・・・100% 「今後も行動できそう」・・・100%
③研修を受ける姿勢や、研修講師や同期、他社員に対する接し方に気を配る。社会人として適切な態度をとる。
「行動できた」・・・75% 「今後も行動できそう」・・・100%

概ねすべての新卒社員が求められる行動がとれた/今後も行動できそうだと感じてくれたようです。

〈研修の成果〉

約2週間の人事研修を終えた新卒社員たちは、どのような気持ちになったのでしょうか?研修最後に答えてもらったアンケートから、新卒社員への研修効果を見ていきましょう。

[新卒社員のアンケートから]
・2週間を振り返り、自分のなりたい姿に少し近づけた気がして嬉しかった。しかし、その一方で弱みもたくさん見つかったので、1つずつ弱みを克服していきたい
・2週間都度丁寧にサポートをしていただき、入社当初は不安でいっぱいだったのが、今はこれから始まる営業研修に向けて前向きな気持ちでいることができている
・ビジネスマナーを習得したいと考えていたので、今現在どれだけできているのか、意識の部分も行動の部分も、自分の現在位置を把握する機会になった。自分の現在位置を把握することは、成長する上では何をすればいいのか考える近道だと思うので、自分の成長に活かしていきたい
・完璧な社会人になれたとは言えないが、自分の足りない部分である内省力や相手主観の行動ができないという点が自覚できたり、新しいビジネスマナーなどの知識や今までの自分にはなかった視点でのものの考え方を得たりすることができた

研修を担当していた私の目から見ても、
●なんのためにこのコンテンツを学ぶのか?という目的を意識しながら研修を受講できていた
●研修目的を理解しているからこそ、研修内容もしっかり定着させられていた(理解度テスト正答率の高さ)
●ブイキューブが求める人財を理解し、体現しようとする姿勢が見られた
●アウトプットをしながら内省を深めようとする姿勢が見られた
●アウトプットや内省が苦手な社員は、得意な社員に習おうとするなど、同期同士で切磋琢磨する姿勢が見られた
など、全員が意欲高く研修に臨んでくれていたなと感じます。

〈新卒社員への今後のフォロープラン〉

約2週間の人事研修で多くのことを学んでもらいましたが、もちろんこの期間だけで、新卒社員に求められる知識やスキルを身につけるのは限界があります。ですので、5月以降もピープル・サクセス室主催のポータブルスキル研修や、目標設定に関する研修なども実施していく予定です。
もちろん、各部署での研修や教育・サポートなどもありながら、新卒社員自身が描くキャリア実現を目指し、会社全体で新卒の育成に取り組んでいきます。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!研修制度やコンテンツについて気になることがあれば、ぜひ選考などで人事に聞いてください!

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