「入社して良かった」と思うから、次の世代に繋げたい―プリセールスエンジニア 菊名が語るブイキューブのカルチャー

菊名 良一(Kikuna Ryoichi)
インタビューを受けた人
菊名 良一(Kikuna Ryoichi)

本部:技術本部
職種:プリセールスエンジニア
入社:2021年キャリア入社

迫 紗央里(Sako Saori)
インタビュアー
迫 紗央里(Sako Saori)

ピープル・サクセス室
2012年キャリア入社

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キャリア入社1年目から、社内プロジェクトに多数参加されているエンジニア社員をご紹介します。

本日はお時間いただきありがとうございます!社内のいろいろな場面で菊名さんをお見かけするので、今日はお話できるのを楽しみにしてきました。
まずは現在の仕事内容を教えていただけますか?

菊名

技術本部 パースグループという部署で、主に「Agora」というサービスのプリセールスエンジニア職をしています。
仕事内容としては、社内の営業メンバーと同行して、お客様の技術的な課題をヒアリングした上で「Agoraであればこういった機能で解決できます」とご紹介したり、既に導入されているお客様からのお問い合わせに対応したりするのが主な業務です。

Agoraがどんなサービスなのかと、実際にどういったお客様が利用されているのか教えてください。

菊名

Agoraというのは、映像・音声の配信機能を簡単に実装できるSDKです。なので、導入を検討されるのは、映像・音声を組み込んだ自社サービスやWebサイトを作ろうとしているお客様ですね。
業界は多種多様で、例えばヘルスケア領域だと「オンライン診療」。アプリ内で一対一での診療が受けられるシステムをつくりたいという声が増えています。
あとは、「ECサイトのライブコマース」や「オンラインヨガ」も増えていますね。「オンラインヨガ」でのニーズでいうと、”生徒さんは先生の映像を見たいけど、生徒さんどうしは見たくないし見られたくない。一方で、先生側は指導のために生徒全員の映像を見たい”…と。そういった複雑なことを一からやろうとすると実装に時間がかかりますが、Agoraであれば簡単に、時間をかけずに導入することができます。
最近だと「メタバース」向けに、空間的に近くなると音が大きく聞こえる仕組みを提供していたりもするんですよ!

近くなると音が大きくなるなんて、臨場感が増しそうですね!!
でも、Agoraでどんどん機能が追加されると…エンジニアとしてはキャッチアップが大変じゃないですか?

菊名

そうですね(笑)ブイキューブでは国内サポートを担当しているので、新しい機能が出ると正しく使えるかを検証して、日本語に訳してお客様にリリースしています。キャッチアップは大変ですが、その分お客様のニーズに応えられる可能性は高まるのでやりがいはありますね。
それと、顧客要望が多くかつAgoraで未実装の機能に関しては、それをまとめてAgora側にリクエストを上げることもあるんです。お客様のニーズに応えられる意味でも、より良いものをつくる一端を担っているという意味でもやりがいを感じます。

前職はどういったお仕事をされていて、どうして転職しようと思われたんでしょうか?

菊名

前職は外資系医療系システムの企業で、日本国内のテクニカルサポートを担当していました。なので仕事内容としては今と非常に近いですね。
転職のきっかけは、前職では対応件数重視だったので、”バグが起きたら直す”の繰り返しで。お客様のご要望にコミットできないことに、やりがいを感じられなくなってきていたんです。
もう少しお客様の要望を聞いたり、リクエストをまとめて開発に活かしたりするようなテクニカルサポートがないか…と思って転職活動をはじめました。なので、今は望んでいたことをまさに実現できている感じです。トラブルが起きた際にも、なぜそれが起きたのか丁寧に対応ができているためやりがいを感じています。
転職活動の時に重視していた点で言うと、「自社プロダクトをつくっていること」もその一つです。会社として自社プロダクトを持っていると、社内に開発の知見を持っている方がいますよね。現在はリセールの部署ですが、開発の知見を持ってリセールをしている人が同じ部署にいるので、その人たちから開発の知見を吸収したいと考えています。
あとは「働き方」。旅行に行くことも多いので、フルフレックス×リモートワークにはものすごく惹かれました。2022年は、北海道に2回、九州・大阪・三重に1回、北陸はお盆1週間ずっと回って…と結構な回数の遠出をしました。近場も含めたら1か月に1回以上ですね。平日に旅行先へ移動して、移動先からリモートワークということもあって…2022年に参戦した社内の新規事業コンテスト「Next ATARIMAE challenge(以降、NAC)」の本戦も実は札幌から発表していたんですよ(笑)

ゆくゆくは自社プロダクトを担当したいというお気持ちなんでしょうか?

そうですね。新規プロダクトの立ち上げ段階から携わりたいという気持ちです。
それこそNACに参戦したのも、社会課題を解決する自社プロダクトを作ってみたいとの想いからで。次世代に必要とされるものを考えて、ブイキューブがこれまで培ってきた実績を活かして全国的に展開していくことが夢ですね。

NACで経営メンバーから質問を受ける菊名さんたち

そういった想いは前職時代からあったんでしょうか?ブイキューブに入社されてからですか?

菊名

ああ、それはブイキューブに入ってからです。
NACだったり、他にも技術本部会の運営やOrange プロジェクトなどにも参加しているんですが、チャレンジしたいと思ったら「いいよ」って言ってもらえるので。そこは本当にブイキューブのいいところだと思っています。だったら、どんどん新しいことやってみよう!って思えるという感じですかね(笑)
特に、私が所属する部署のマネージャーは本当にすごい方で。「あれをやってみたい、これをやってみたい」と言っても、一言目にまず「ああ…素敵ですね!」ってリアクションなんです。しかも、単純に認めてくれるだけじゃなく、すごく協力的なんですよね。一緒に考えてくれるというか。
僕はビジネスを立ち上げたことがないですし、多分めちゃくちゃなこと言ったりしていると思うんですけど、「一緒に考えてみましょうか」と接してくださるのが、すごく素敵でありがたいことだと思っています。

最近菊名さんが驚いた「いいよ」はありますか?

菊名

例えばNACで…僕は選挙関連の企画をしたんですけど、自分自身が選挙活動に携わったことなかったなと思ったので、まずはきちんと実情を知るためにも選挙活動に携わってみようと思ったんです。とはいえ、時間的コストもかかることなので、やってみたいなんて言って大丈夫かな…?!って思っていたんですが、快諾でした。直近も、上司の許可を得て平日の朝7時から9時までの2時間、政治活動のボランティアに行って、政治活動用のチラシを配ったり、SNSの運用をしたりしていました。

すごい行動力ですね・・!やってみる前と後で何か気づいたことはありましたか?

菊名

想像はしていたんですが、こんなにもアナログなんだ…ですかね。
壁に大きな地図が貼ってあって、ポスターを掲示している場所がポインティングされていて。行きました!って箇所にバツ印を書いていくような。もちろん、SNSのグループがあったり、地図アプリも使ってはいたんですけど、やはりまだまだアナログな世界なのだなと実感しました。

NACで発表した内容については、事業計画も進めているんですか?

菊名

そうですね。これも本当にありがたいことに、副社長の水谷さんと技術本部長の東谷さんにお願いしたら、隔週でミーティングをしてくださって。どういう風にビジネス化していくか、僕が計画したものに対して、お二人からフィードバックをいただきながら進めています。

本業とNACの事業化、毎月の技術本部会運営に加えて…
所属グループでのチームワーキング活動、Orange プロジェクトとピープル・サクセス賞委員会にも参加されていますよね。
菊名さん、めちゃくちゃ忙しくないですか?

菊名

そうですね…NACや技術本部会運営ついては、自分がやりたいと思ってやっていることなのでタスク感がなくて(笑)忙しいといえば忙しいのかもしれないですけど、心理的疲労はないですね。
所属グループでのチームワーキング活動も、グループ内に心理的安全性をもたらせたらという気持ちですし、Orange プロジェクトやピープル・サクセス賞委員会も、”みんなで新しい方と交流できるように”とか”みんなで楽しい場にしたいよね”ってものなので、すごく前向きに取り組めています。

Orange プロジェクトではどんな活動をされているんですか?

菊名

Orange プロジェクト全体としては、今は3つ大きな活動テーマがあって「オンボーディング」、「D&I(Diversity & Inclusion)」、「ワーケーション」ですね。横断して担当している人もいますが、僕は「オンボーディング」に重きを置いています。僕の目標としては、入社して1か月、2か月、3か月でイベントを行って、3か月目に「ブイキューブ入ってよかったな」って…別に一生勤め上げよう!!とかではなくていいので、「あーよかったな」って軽く思ってくれるといいなって想いがあります。

採用やオンボーディングを担当しているピープル・サクセス室としては大変ありがたいですが…!
どうしてそこまでの想いがあるんでしょうか?

菊名

うーん、自分がやっぱりブイキューブに入って良かったなーって思えているところですかね。色んな会社がある中で、ブイキューブに入ったのなら、「入って良かったな」って思える環境で仕事ができている方が、心身共に健康でいられると思いますし、できる限りそういった人を増やしていきたいな…という想いですね。
僕も色んな方に支えてもらったからこそ、「ブイキューブに入って良かった」と思えていますし、それを新しく入ってくる方にも繋げていきたいと思います。
それで言うと、オンボーディングに携わってみて感じた課題としては、入社前に見られる情報が少なくて入社前後にギャップを感じる方もいるんですよね。
例えば実際に出た意見だと、「オンボーディングのイベントをやっているのに選考の時点で紹介してもらっていない」とか「どんな企業なのかを調べてもあまり情報がない」とか。働き方もすごく良いと思うし、社内でも良い活動を色々しているんだから、もっと発信した方がいいですよね。そういう意味でも「ピープル・サクセスサイト」で発信の場が増えるのは個人的にもうれしいですし、これから入社される方にとっても役に立つだろうと感じています。

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