社会課題に向き合うNPOに企業として協同 ~社員の能力を社会貢献活動に活かす~

野々山 育(Iku Nonoyama)
事業企画本部
野々山 育(Iku Nonoyama)

営業を経験したのち、産育休を経て現部署へ。
Agora業務支援や営業戦略立案のためのツール管理などを担っています。

中尾 雄一(Yuichi Nakao)
管理本部
中尾 雄一(Yuichi Nakao)

電機メーカー法務部門から2019年4月よりブイキューブに入社。法務部門の責任者を務める一方、昨年1月より管理部門全体(法務+総務)の責任者も務めています。

「ブイキューブらしいウェルビーイング視点での社会貢献」とは何か?

2022年3月社員に投げかけられたテーマ

「ウェルビーイングとEvenな社会の実現」をテーマにすえるみらいプロジェクト。

ブイキューブらしいウェルビーイング視点での社会貢献。“ビジネス”という枠での考えを更に広げて、営利・非営利囚われることなく、「我々ができるEvenな社会の実現とは何か?」

ブイキューブはビジュアルコミュニケーションを通じて様々な課題解決を得意としています。

では、これを武器に直接個々の課題解決にのぞむことがみらいプロジェクトに求められているのか?

社会課題の解決に向き合うNPOを支援

この問いを受けて真っ先に考えたことがあります。
 「Evenな社会の実現」のために社会課題に向き合っている団体はどこか?

子育て・環境・福祉・教育・貧困など様々なテーマの課題解決をはかるNPO法人が全国に約5万あります。

今まさに社会課題の解決に取り組んでいる団体を支援することでブイキューブらしい社会貢献ができるのではないか。

長く支援を続けるには何が必要か?

ただ、支援といっても色んなかたちがあります。
寄付 ・ 人的支援 ・ サービス提供

NPOで金銭的な寄付はもちろん求められているが、不足されているといわれるのが
人的支援です。

ブイキューブがもつノウハウと優れた社員の能力を社会貢献に活かせるプラットフォームができれば
継続的な支援ができるのではないか、と考えました。

ただ、会社から指示されてやらされるのでは誰もやりたがりません。
社員自身の"Stay Gold"”Make Hapiness”につながる自発的に参加したくなる仕組みを構築したいと模索しています。

日本NPOセンターさまとの出会い

ターゲットをNPOと定め、NPOの課題をとりまとめている団体はどこか?とアプローチして出会ったのが日本NPOセンターさまです。

ブイキューブらしい社会貢献および、NPOの課題は何か?をディスカッションする中で、一つの課題がみえてきました。

【コロナ禍でWebセミナーが世の中に浸透したが、Webセミナーを開催するノウハウがNPOにない】

【寄付集めや団体の活動周知でWebセミナーをしたいがそもそもできない】

個々の団体の活動促進のために、私たちのWeb会議のノウハウを活かせると感じました。

ブイキューブらしい「オンラインイベント配信入門」セミナーを開催

日本NPOセンターさまと協議して、テックスープさまの会員限定で「初めてでもできる!オンラインイベント配信入門」セミナーを実施しました。

約50名の方々に参加お申込みをいただき、参加者満足度は96%。

参加者の方からはこのようなお声をいただきました。

「基本の部分を丁寧にご説明いただき、理解することができました。」

「リハーサルの重要性の説明は他社さんではほぼないので、勉強になりました。」

地方創生関連イベントでも「オンラインイベント配信入門」セミナーを開催

日本NPOセンターさまでのセミナー配信を視聴した当社社員から、自治体が共催しているイベントに是非参加して欲しいとの依頼があり、福岡県古賀市で開催されたイベントにリモート登壇しました。

参加人数は16名。地方で行われるビジネスセミナーに集まる人数としては多い方だそうで、本編の解説終了後に多数の質問が寄せられ、満足度も高かったとのことでした。

オンラインイベント配信は、地方でビジネスをされる方々にも高い関心があり、みらいプロジェクトの更なる可能性が垣間見えました。

V-CUBE×NPO×従業員がWin-Win-Winとなり、100年企業としてのV-CUBEの礎を作りたい

本プロジェクトの試みはまだ序盤です。

会社だけでなく、参加する従業員、支援を実際に受けるNPO、三方よしのプラットフォームを作りたい。

社会課題の最前線にいる様々な団体との交流を通じて、「ウェルビーイングとEvenな社会の実現」をかたちにする。

この活動が100年企業としてのV-CUBEの礎になると信じ、活動を続けてまいります。 

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