ブイキューブ×セールス職のキャリアとは【内野編】

内野 拓哉(Uchino Takuya)
インタビュー受けた人
内野 拓哉(Uchino Takuya)

所属:営業本部
入社:2015年キャリア入社

山口 裕(Yamaguchi Yutaka)
インタビュアー
山口 裕(Yamaguchi Yutaka)

ピープル・サクセス室
2022年キャリア入社

こんにちは!ピープル・サクセス室の山口です。

この記事では『キャリア入社×セールス職×マネジメント』をテーマに、営業本部のグループマネージャー 内野にインタビューをした模様をお届けします。
ブイキューブではどんなキャリアが積めるんだろう?と興味を持ってくださっている方、特に現在異業界でセールス職としてキャリアを積まれている方に読んでいただきたい内容となっております。
あくまでキャリアの一例となりますが、ぜひ、ご一読ください!

また、以下の「関連リンク」から、営業本部長 吉山のインタビュー記事もご覧いただくと、ブイキューブのセールス職への理解をより深めていただけるかと思います!

それでは内野さん、本日はよろしくおねがいします!
早速ですが、内野さんはブイキューブに入社する前はどんなお仕事をされていたんでしょうか?

内野

僕は新卒で広告代理店に入社して、主に美容業界へのセールスと広告制作の仕事をしていました。
横浜にある営業所で、毎日テレアポと飛び込みを鬼のようにしていましたね。笑
さらに広告制作の締切もあり、気付けば毎日時間に追われていました。今思えばよくやっていたなと思います。
約3年ほど経験を積んで、2015年の26歳になる年にブイキューブに入社し、福岡営業所に配属になりました。

ブイキューブ入社のタイミングで、横浜から福岡に行かれたんですね!
どうして拠点を変えようと思ったんですか?

内野

僕は福岡の久留米が地元なんですが、きっかけとしては2つあります。
1つは福岡に帰省する度に、僕が好きだった居酒屋やラーメン屋が閉店してシャッター街になってしまっていて。そうやって地元の産業が年々衰退していくのを目の当たりにしていました。
当時たまたま地元の先輩と飲んだ時にその話になって、『地方創生』という言葉は聞くけど地元じゃ全然進んでないよなと。
そういった現状を肌で感じて、その頃から地方創生に自分も関わることができたらなという想いが生まれたんです。

2つ目の理由は、実は前職でブイキューブの商材である『VCUBE セミナー』をユーザーとして利用していたので社名は知っていたんです。
あらためてブイキューブのHPを見た時に『遠隔医療』や『遠隔授業』といったキーワードが載っていて「これって自分の地元にも絶対必要になるやつだ!」って思いました。
ちょうど福岡営業所が立ち上がるタイミングでセールス職を募集していて、これはチャンスだと思い、応募したのを覚えています。

地元への想いと内野さんが今後関わっていきたいことが、ブイキューブのミッションや事業とマッチしたんですね!
転職の道を選ぶ場合、ご自身の境遇や経験からくる想いと、どこか重なる瞬間があれば、そこがターニングポイントになるのかもしれませんね!

それでは次に、ブイキューブにセールス職として入社して、どんな経験を積まれてきたのか教えてください!

内野

入社1年目は、IT業界未経験だったこともあり、とにかく横文字が多い!!というのが最初の印象でした。笑
ただ、IT業界の営業活動では当たり前ですけど、ITリテラシーを上げないとお客さまと正しいコミュニケーションをとれないなっていうのを痛感して。最初のうちは社内のエンジニアメンバーと話をしたり、本を読んだりして、ITについて勉強していましたね。

エンジニアが社内にいるというのは、こういう場面でも助けになっているんですね!

内野

本当に助けられましたね。
入社2年目に、一緒に福岡で営業活動していた上司、今の営業本部長である吉山さんが大阪営業所に異動になり、そこからは1人で福岡営業所を任されることになりました。
ここで数字を上げなければ、福岡営業所を存続していくことができないかもしれないという危機感を持ちましたが、任されたからこそ『自分で数字をつくるためにどうすべきか』をとにかく考えるようになりましたね。

実際、どんなことをされたんですか?

内野

まずはターゲットを絞るところから始めました。
吉山さんにも相談しながら進めていったんですが、九州エリアは東京と比べると市場規模も10分の1と言われているんです。
そこで売上をつくるために、どの業界のマーケットが大きいか、ビジネスチャンスが広がるかを考え、金融業界であれば地域関係なく、広い市場を持っているのではないかと思いつきました。

1つの地方銀行から課題やニーズを聞くことができれば、おそらく他銀行も同じではないか、と仮説を立て実際にアプローチしていきました。
当時主流だったテレビ会議システムは導入費用がかなり高く、金融業界の方も手をつけづらい状況でしたので、安価かつ高セキュリティなブイキューブのサービスに興味を持っていただき、結果として数千万円規模の大型案件を受注することができました。
この成功体験を機に、銀行ではセキュリティの高いシステムはかなりニーズがあるという仮説が確信に変わり、横展開することで、さらなる案件獲得につながっていきました。

仮説を立てた提案が見事うまくいったんですね!
そういった成功体験は自信にもつながりますよね。

内野

はい!良い経験ができたなと思います。
それから先からは、「こういった年単位で提案していくような大型案件を年に1回は獲得していこう」と決めて、目先の数字だけでなく、さらにその先の未来の数字をつくることも意識していました。

だからこそ大型案件を受注できた時はめちゃくちゃ嬉しくてやりがいを感じていましたし、ターゲットをしっかり決めて、この業界・この顧客にはこういう課題があるのではないか、という仮説を立て、提案、検証を続けていくというアウトバウンドの行動はかなり身についたと思います。

福岡営業所を任され、最終的に結果を出せて会社に貢献することができたなと思っています。

仮説提案型の営業スタイルも身に付けられ、それがやりがいにも会社貢献にもつながっていることは素晴らしいですね!
あらためてお聞きしたいのですが、異業界からの転職のなかでも同じセールス職で活かされた点とギャップを感じた点はありますか?

内野

そうですね、活かせた点でいえば、ゴリゴリの営業スタイルですね。笑
失敗前提で良いから、とにかく挑戦する姿勢は活かせていたと思います。
まずは、やってみることが大事なので。

違った点は「ソリューションセールス」であることですね。
昨今は「プロダクトセールス」、「ソリューションセールス」など、聞きなじみがある言葉だと思いますが、当時はそこまで浸透していませんでした。
前職は「プロダクトセールス」として、自社が扱う販促ツールの価値や強みを伝えて、クロージングしていく。それを行動量で受注するという日々でしたが、“販促で困っている人を販促ツールで支援する”、ターゲットも商材も明確であるがゆえに、幅広い提案ができず、思考が偏っていると感じることがありました。

IT業界は、新しい技術で世の中を便利に、そして人々の生活を“豊か”にすることに繋がっていると思っていて。
まさに世の中にない、まだ浸透していない新しい技術や価値を、お客さまと一緒に見出していくと言う感覚がありました。
そのため、お客さま自身が気づいていない潜在的な課題を特定したり、それに対する解決策や新たな価値を提案したりすることが求められています。
これにより、多角的な視点、思考をもつセールスへと成長できたと思っています。

他業界のセールス職との違いについて説明いただきありがとうございました!
では次に、マネジメント職のキャリアについて聞かせてください!

内野さんは2020年にチームリーダー、2021年にはグループマネージャーに就かれていますが、マネジメント職に就きたいという気持ちはいつ頃から持たれていたんですか?
前職でも経験されていましたか?

内野

前職でマネジメントの経験はありませんでしたが、入社時からマネージャーになりたいと思っていて、入社してすぐ上司にも伝えていましたね。笑
マネージャーは、いかに組織のメンバーに同じ目的や目標をもって動いてもらうかが重要ですし、その部分を戦略的にイメージを描いて全体の流れをつくっていく、というのが凄い面白そうだなってずっと思っていました。

また、僕が入社して半年ぐらい経った時、上司の吉山さんが26歳で福岡営業所のグループマネージャーになったんです。
同年代で凄いな…!と思うと同時に、年功序列じゃない会社だというのが分かって。そんな人が一番身近にいた影響も大きかったなと思います。

マネジメントの面白さだけでなく、年齢関係なく挑戦できる社風である会社だというのが身近に感じられたわけですね。

内野

そうですね!
社会人になってからは、どちらかというと自分の成長のために動いていたなと思うんですが、マネージャーになった時に感じたのが、学生時代に経験した部活の部長とかキャプテンとか、ああいう懐かしさがあって。笑
「あの時の自分を出してしまっていいのか!?」と不安に思って、正直マネージャーになりたての頃は、丁寧に接しようとし過ぎてしまったなと記憶しています。

会社組織とはいえ、やっぱり人と人なので、どうしても合う合わないというのは出てくると思うのですが、僕からは絶対に合わないというのを態度で出さないと決めていましたし、真摯に相手と向き合うということは今でも一貫してやり続けていることかなと思います。

真摯に向き合ってくれる上司だと、部下のみなさんは嬉しいでしょうね!
とはいえチームリーダーからグループマネージャーになると、部下の人数も増えていくのでマネジメントの難しさもあるのでは…?

内野

そうですね、やはり数人だったところから数十人の規模になると、自分の見方次第で何が起きているのか全く分からなくなってしまうという難しさがあります。
メンバーとしてセールスをしていた時は、とにかくひとつのことを深掘りして話をするので、より具体的な話になっていくのですが、マネージャーという立場では、いかに抽象化して物事や組織を俯瞰して見るかが重要だということに気付かされましたし、そういう視点を持てるようになるまでは大変でした。

立場が変わると視点や視野が変わると聞きますが、こういうことなんですね。

内野

あとはIT業界という業界柄、とにかくスピード感が速いので、変化することは良いのですが、それと同じスピードで私たちも変化できているか、というのが今でもすごく難しいなと感じます。
例えば、今のトレンドはこれだからこれをやろうと決めて動いていたら、1週間後にはまた違う風が吹いてきて。これだともうトレンドには合わないね‥ってなったり。

1週間でトレンドが変わってしまうのはIT業界ならではかもしれませんね…
そのなかで内野さんがマネジメントをするにあたって重視していることや行っていることはありますか?

内野

重視していることは「マインドセット」ですね。
やっぱり人なので性格的な部分は変えられないと思うんです。
ただ、そのコアな部分の周りを占めている意識の部分を変えることが重要だなと思っています。

自分自身の経験にもなりますが、意識が変わると自然と行動も変わって、その後の成長曲線も大きく変わるんです。自分の成長につながると仕事も楽しいと思えます。
そういった経験をもとに、メンバーには「自分自身が楽しく仕事をするために、意識を変えれば成長曲線も変わるよ」ということを伝えるようにしています。

意識が行動に変わる、それが成長度合いにも変化があるというのをご自身の経験から大事にされているんですね。

内野

あとはトレンドの話になりますが、普段から経済系のニュースメディアを見ています。
朝の隙間時間や電車の移動時間に見ていて、今では日課になっていますね。

市場の動向を知っていると、そのお客さまの会社が市場よりも進んでいるのか、まだこれからという状況なのか、もしくは同じスピード感で動いているのか、みたいなことも見えてくるんです。
そういった時間軸を把握することで、お客さまに対してどんな営業戦略を立てるべきかをメンバーと一緒に考えることができるので、やはりトレンドをキャッチすることは大事だなと感じています。

市場との時間軸を探ることで、課題や提案の仕方が変わってくるんですね!
ではマネジメントのやりがいについて聞かせてください!

内野

シンプルですが、やはり人の成長を直に感じられることがやりがいにつながっています。自分の部下が「めちゃくちゃ成長したな!」と周りから評価されていると素直に嬉しいですね。笑

マネジメントならではの醍醐味ですね!
最後にブイキューブだからこそ経験できたことや、身についたことを教えてください!

内野

このスピード感やソリューション群だったからこそ「考える力」が身についたと思います。
ロジカルに物事を考えて、その要素をツリー形式で分解していく、といったことを考えていくので、思考力はかなり身につきましたし、まだまだ伸ばしていきたいなと思っています。

経験の部分では、セールス職とはいっても営業推進的な役割もあったり、マーケティング要素も絡んできたりするので、幅広い領域を経験できたと思います。
マネージャーになって、新卒採用やキャリア採用の面接官の経験もさせてもらいましたし、ほかにも新規事業コンテスト「Next ATARIMAE Challenge」にも関わりました。
自分がやりたいことや考えを許容してくれる会社なので、いろいろな経験を積むことができたなと思います。

ブイキューブでは「考える力が身につく」×「幅広い経験が積める環境がある」ということですね!
内野さん、本日はありがとうございました!

いかがでしたでしょうか?
ブイキューブではさまざまなキャリアを積んだ社員がたくさんいます。
少しでもブイキューブって面白そうだな!と興味を持ってくださった方がいたら嬉しいです!

CONTENTS 関連記事

ページ上部へ移動